車検・点検・メンテナンス
更新日:2015.03.06 / 掲載日:2015.03.06

雪の日にワイパーを立てる理由・立て方

雪の日に車のワイパーを立てる理由・意味goo-net編集チーム

天気予報でこれから雪が降ると言われているとき、
既に雪が降っているときに車のワイパーを立てているのを見かけますが、
何のためにわざわざワイパーを立てているのかご存知でしょうか?

周りのみんなが立てているからという理由で、
雪が降ると慌てて上げる方も少なくないと思いますが、
ただ何となくワイパーを上げるのではなく、
その理由についてもきちんと理解しておきましょう。

ワイパーを雪のダメージから守るため

ワイパーは車の部品の中でも比較的細く傷みやすいパーツですから、
雪によるダメージを特に受けやすいのです。

雪が降るときは、外気温も相当低くなることが予測され、
気が付くとワイパーがウインドウに張り付いて、
ガチガチに凍っている可能性も十分にあり得ます。

そのような状態でワイパーを動かそうとすると、
無理な力がかかって、ワイパーのゴムがちぎれてしまうのです。

また雪の量が多いと、
車のウインドウにもたくさんの雪が降り積もりますので、
その重みで、ワイパーのアームが曲がってしまうこともあります。

ワイパーのゴムは、たとえちぎれてしまっても、
部品を交換すればまた使えるようになりますが、
ワイパーの機能自体が壊れてしまうと、
修理の費用負担が大きくなってしまいます。

また、雪が降っている中を運転するのに、
ワイパーなしでは、とても危険で運転できません。

雪かき作業をスムーズにするため

青空駐車にて車を停めている方は、
雪が降った日でも車を利用しなくてはいけないときに、
車に乗る前に、車に積もった大量の雪を取り除く作業を行わなくてはいけません。

安全に運転するためにも、
ウインドウに積もった雪をきれいにすることが重要であり、
雪を素早く取り除くために、専用のスティックなどで雪をはらいのけます。

ワイパーを立てずにそのままにしておくと、
ワイパーは雪で隠れてしまい見えない状態になります。

こうなってしまうと、ウインドウを傷めてはいけないと思って、
ウインドウ部分の雪かき作業が、スムーズに進まなくなってしまうのです。

ワイパーの立て方

雪が降ってきたらワイパーを立てますが、その立て方は、
ワイパーを持ちあげて、車のウインドウから少し離しておくだけです。

手間も時間もそれほどかかりませんので、
雪が心配な時は、ワイパーを立てるようにしましょう。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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