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クリーニング・清掃 [2018.08.29 UP]

【車コーティングを徹底比較】コーティングの種類・業者選びや値段相場・洗車方法など徹底解説

【車コーティングを徹底比較】コーティングの種類・業者選びや値段相場・洗車方法など徹底解説

車を新車で購入した時、その輝きをいつまでも維持したいと思う方は多いでしょう。ボディ表面にコーティング加工を施すことで、単に艶や輝きを維持するばかりでなく、汚れや塩分をつきにくくする、表面の経年劣化(主に変色や退色)を防ぐ等の優れた効果があります。ここでは、コーティングをお考えの方に、コーティングに関する特徴やメンテナンス、価格相場などを詳細に徹底解説します。

車コーティングの基本

まず、コーティングとは何か、またどんな場合にコーティングするのが良いのかなどについてご説明します。まずコーティングとは、車のボディやガラス表面に強い特殊な皮膜(Coat:コート)を作る(コーティングする)ことです。薄くて硬い透明な被膜ですから、コーティングによってボディの色が変わったり、紫外線を吸収して変色したり、ガラス面やボディ表面、塗装に影響を及ぼすことはありません。

コーティングの効果・必要性

コーティングを行うことで得られる効果や、その必要性について見ていきたいと思います。コーティングの効果については、下記の3つがあると言えます。

1.艶と輝きを維持する

車の塗装は、埃、排気ガスや工場からのばい煙による油脂や化学物質、鉄粉、泥や砂、紫外線などによって徐々に劣化してきます。コーティングで作られた硬い皮膜がこれらを防いでくれるので、艶や輝きが長期間持続します。

2.汚れや水滴をつきにくくする

ボディやガラスは、肉眼では分からないような汚れや擦れによる小さな凹凸があり、汚れはそこから付着しますが、コーティングによって凹凸がなめらかになるため、汚れや水滴が付着しにくくなります。

3.日頃のメンテナンスを楽にする

汚れがつきにくくなるので、普段から綺麗な状態が保たれます。また、雨汚れなど軽く洗車すれば簡単に汚れが落ちるようになるので、ワックスがけも不要なほどです。

以上のように、コーティングをすることで、ボディの保護と合わせて美観を高めたり、汚れを防いでくれることによるメンテナンスの手間を軽減してくれる効果があると言えるでしょう。もちろん、絶対にコーティングが必要というわけではありませんが、より車を大切に綺麗に使いたい場合は、コーティングをするのが良いと言えるでしょう。

新車でもコーティングした方がいいのか

車の塗装が最も綺麗なのは、通常は納車された新車時です。そして、前述の通り、コーティングをすることで多くのメリットを享受することができます。新車の時点からコーティングを施すことにより、車の乗り始めから塗装の劣化などを防ぐことができると言えます。車を大事に使いたいという場合は、新車の時点からコーティングをすると良いでしょう。

車コーティングの種類と特徴比較

車コーティングの種類と特徴比較

コーティングと言っても、被膜を作る処理方法や使用する薬剤によって、いくつかの種類があります。

ガラスコーティング

ボディ表面にガラス質の硬質な被膜を作ります。これによって、化学物質等による酸化やキズから塗装面を長期にわたり保護してくれます。特徴としてはコーティング被膜が硬く、効果が長く持続し、汚れて時間がそれ程経過していなければ、簡単な水洗いでも汚れが容易に落ちることが挙げられます。専門業者に依頼すると施行するにはおおよそ1日~2日程度かかり、塗装の汚れ落としや下処理等も入念に行い、徹底した防埃・防塵対策が施された施設内で作業します。艶や輝き、持続力も、他のコーティングと比較してクオリティの高さが特徴です。ただし、「ガラスコーティングすれば洗車も不要」と勘違いされることが多いですが、そうではありません。汚れがつきにくい、軽い水洗いで汚れが落ちるということです。ピッチタール等や油がついた時は、固着してしまう前に速やかに洗い流しましょう。それでも落ちない時はピッチクリーナー等で力を入れずにこすります。また、板金加工などで部分的な修正が必要となった場合、再施工に手間がかかるのはガラスコーティングの性質上、致し方ないポイントと言えるでしょう。

ガラス系コーティング

ガラスコーティングとガラス系コーティングの違いは、あまり明確ではありません。ただし言葉の定義からすれば、「系」がつく方が広い範囲を指していると考えるのが自然です。つまり、コーティングの素材によってポリマー系、油脂系、ガラス系等に分類し、ガラス系の中で、より硬質な被膜、透明性の高い仕上がりとなる、持続性の長いものをガラスコーティングと呼ぶ場合が多いようです。カー用品店などで販売されていて、自分で施工するタイプはガラス系コーティングが一般的で、業者が施工するガラスコーティングとは異なり、価格もやや安価であり、比較的手軽に自分で施工できる点が大きな魅力と言えるでしょう。

ポリマー系コーティング

石油由来あるいは化学合成による化合物を高分子の分子重合体「ポリマー」と呼びます。家庭で普段使うケミカル用品にも含まれており、車用ワックスにもポリマー原料のものが多数あります。特徴は、他のコーティングと比べて低価格、作業も簡単なことです。反面、一般的なワックス同様に劣化しやすいため、劣化した部分を定期的にメンテナンスしなければなりません。ユーザー自身で施工もできますが、より均一な仕上がりを求めるのであれば、プロに依頼した方が安心・安全でしょう。

フッ素系コーティング

歯の治療に使われるフッ素を原料に含んだコーティングです。やはり定義はあいまいで、合成樹脂であるフッ素コーティングは、前述した「ポリマー系」と成分は同じ系統と考えていいと思います。つまり「ポリマー系」コーティングという大枠があって、その中でフッ素を含むものが「フッ素系」ということです。一般的なポリマー系より価格は少々高めながら、持続期間は長いのが特徴です。つまり、ポリマー系とガラス系の間に位置付けられます。

ワックス

コーティング=化学合成品、効果・持続期間が長い、プロに依頼するのが最適と考えれば、ワックス=天然ロウ主原料、効果期間は比較的短い、施工が手軽と言えます。注意しておきたいのは、ワックスにはロウの他に油や研磨剤が含まれるものもあるため、雨で流れ落ちてシミの原因になったり、研磨剤がクリア皮膜をキズつける可能性があります。とは言え、ワックスもボディカラーごとの専用タイプや研磨剤を含まないタイプなど、たくさんの種類があるので、気軽に選べて施工できる点が大きな魅力と言えるでしょう。

コーティング施工店の種類と特徴比較

コーティング施工店の種類と特徴比較

ガソリンスタンド

主な業務はガソリンや軽油など燃料の販売ですが、バッテリーやケミカル用品も売っています。また、最近の系列系のガソリンスタンドではタイヤ交換はもちろんのこと、手洗い洗車やコーティングを売りにしているところも多く目にします。昨今ガソリンスタンドは、エコカーの増加や法律改正によって店舗数が減少し続けており、少ないスタッフで営業しているのが現状です。その中でピットサービスのプログラムの一環としてコーティングを実施しています。質に関しては、施工するスタッフの経験やスキルに左右されるので、一概に良し悪しは言えません。ただし、施工事例も多いのが特徴であり、いつも利用するガソリンスタンドであれば、スタッフと相談しながら依頼するかを判断することをおすすめします。施工も比較的短時間で行え、以降のメンテナンスも気軽に依頼できる点が大きな特徴と言えるでしょう。

コーティング専門店

仕上がりの質もそうですが、こだわりをもってじっくり取り掛かるのが特徴です。そのために施工に丸々1日程度要し、その分、価格もやや高い点がデメリットです。しかしながら、仕上がりや効果の持続性を考えると満足度の高い業者と言えるでしょう。価格が割高な点にはいくつか理由があり、

・洗車から鉄粉を取り除くなど下地処理に時間や手間がかかる
・施行には経験とテクニックが必要
・乾燥に時間がかかる
・その間、雨や埃がかからない屋内施設が必要

などが挙げられます。特に、ガラスコーティングは高価なこともあり、これらの工程をきちんと行わないと、仕上がりの美しさと耐久性に大きな差が出てきます。しかしながら、コーティングの効果が長く持続することや皮膜ムラができた場合など、アフターサービスの観点からも、専門店が決して割高とは早計には判断できません。専門店にはプロのスタッフ、専用工具や道具があり、また車の保管状況や使用年数等に応じて、1台1台的確な施行をすることが可能なため、結果的にコストパフォーマンスが高いとも言えるでしょう。

ディーラー

新車でも中古車でも、最近は車を買った時にコーティングをセットですすめられることが増えてきました。おすすめ度合いは、スタンドと専門店の間に位置していると言うべきでしょう。ディーラーでも自社内で施工する場合と、外部業者へ依頼する場合があるからです。コーティングをすすめられた場合、それがどんな種類なのか、どれくらい効果が持続するのか、メンテナンスの頻度などをよく確認しましょう。効果や価格に納得できるのであれば、車の納車時に施工してあれば、より最初の綺麗な状態が維持できるのでおすすめです。

自分(DIY)で車をコーティングする場合のメリット・デメリット

メリット

・価格が安くて済む
・メンテナンスや手直しするのにショップに出かけなくて良い
・空いた時間に少しずつ施工できる

デメリット

・下地仕上げ、鉄粉除去等が困難、プロレベルには及ばない
・コーティング剤の塗布や乾燥が均一にできない可能性がある
・仕上げにムラができる場合がある
・耐久性・持続性が劣る

などが挙げられます。やはり、綺麗に仕上げたい、長期間効果を持続させたいという場合は、専門店に依頼するのをおすすめします。プロにお願いをするということで費用もかかることになりますが、それだけ満足のいく仕上がりが得られることは間違いないと言えるでしょう。

車コーティングの基本的な施工工程

車コーティングの基本的な施工工程

コーティングとは、綺麗な塗装面を長期間にわたって保護するために、下記の手順で丁寧に施工します。このうちどれが欠けても満足のいく仕上がりにはなりません。

1.洗車

まずはカーシャンプーを使って、手洗い洗車をします。カーシャンプー剤がなければ台所洗剤を希薄して使用してもかまいません。あくまでも界面活性効果により、ボディの表面についている埃や汚れを、塗装を傷めずに洗い流すことが目的です。たっぷりの水で車を良く洗い、洗車用のスポンジに洗剤を含ませて十分に泡立てて洗うことがポイントです。一度スポンジで洗ったら、今度は素手でボディを撫でて確かめます。こうすることで、小さい凹みやキズ、油の固まりなどを見つけることができます。業者に作業を依頼するとナンバープレートやワイパーブレードなど、作業性やムラのない仕上げのために取り外す場合があります。

2.鉄粉除去

車のボディに付着する鉄粉の発生源は多く、鉄道レール、工場の資材置き場、港湾、ブレーキダスト、道路や橋の鋼材などが主な原因であり、塗装面はもちろんのこと、最悪ボディに錆が発生することがあります。塗装面に刺さり、日光や雨などで固着し、塗装表面をざらざらにしていきます。コーティングにおいては粘土と鉄粉除去スプレーを併用して除去します。

3.下地処理

ポリッシングマシンを使ってキズ、シミ、微細な線傷などを除去し、表面を平滑に仕上げる作業です。あまりかけすぎると塗装面まで削ってしまうため、熟練したプロの経験により慎重な作業が求められ、コーティングの仕上がりにも大きな差の出る最も重要な工程です。専門業者では、この後、微小なコンパウンドを使用して、ボディのキズを取り去る研磨工程が含まれます。

4.脱脂処理

脱脂とは、塗装面についている油脂分を取り除くことです。下地処理で取り切れなかった、あるいはその過程でついた油を専用クリーナーで除去します。油膜は非常に薄いものですが、これがある状態でコーティングをすると、塗装面とコート剤の間の油膜がコーティング剤の定着を阻害しますそれを防ぐため、油脂分を除く工程です。コーティング剤が付着してはいけない、ウエザーストリップやプラスチックパーツなどはマスキング処理を行うことで、作業性も向上し均一な仕上がりが可能になります。

5.コーティング剤の塗布

通常、塗布の工程は専門店では密閉した屋内で丁寧に行います。理由は簡単で、埃が舞うとコーティング面に固着してしまうからです。雨も厳禁ですね。専用スポンジでムラなく塗布したら、乾燥して硬化するのを待ちます。種類や気温・湿度・季節によって違いますが、およそ12時間~48時間が目安です。

車コーティングの値段・相場

車コーティングの値段・相場

では、コーティングの値段相場はどれぐらいなのでしょうか。平均的な目安となるおおよその価格は、次の通りです(税別価格です)。ここ価格算定の基準となるのは、SS・S・M・L・LLなど、一般的にボディサイズとコーティングする面積や車種によりクラス分けされています。

ポリマー系、フッ素系コーティングの場合

・軽自動車クラス:22,000円~26,000円
・5ナンバー小型車:27,000円~32,000円
・3ナンバー大型車:35,000円~40,000円

ガラスコーティングの場合

・軽自動車クラス:40,000円~65,000円
・5ナンバー小型車:50,000円~85,000円
・3ナンバー大型車:70,000円~105,000円

コートの種類はこれら以外にもたくさんあります。使用状況や保管状態、予算に合った最適なプランから選択することが可能です。注意しておきたいのは、コーティングする車が新車であるかどうか、同じクラスでもボディ面積が多いか少ないかによって、価格は大きく変動します。コーティングの価格に関しては、必ず確認をするようにしましょう。一般的に考えれば、走行距離が多い、工場や海岸沿いを走る機会が多い、雪国、あまり自分では洗車しないなどの場合は、より効果の長持ちする、普段のメンテナンスも簡単なガラスコーティングがおすすめです。また、雨などがウォータースポットとなり塗装に固着しやすいブラックなど濃色系のボディなどは、撥水性よりも親水性の高いコーティングが向いている場合もあります。コーティングする前には必ず、

・コーティングの種類
・価格
・保証期間
・効果
・アフターメンテナンス

など、自分の車にはどのタイプが向いているのかしっかり確認しておきましょう。

車コーティングを長持ちさせるための洗車・お手入れ・メンテナンス方法

せっかくお金と時間をかけてコーティングした以上、効果はなるべく長く持続させたいところです。では、どうすれば長持ちさせることができるのでしょうか。

コーティング後の洗車のポイント・方法

コーティングした車体面は、塗装のクリア層の凹凸が平滑になった上に皮膜が作られています。その皮膜をキズつけないよう、まずはたっぷりの水をかけ、汚れを浮かした上でスポンジや柔らかいタオルなどを使って、やさしく洗車します。吸水性の高いタオルやセーム革を使用して丁寧に拭きあげます。ポイントは3つあり、

・綺麗な水をたっぷり使うこと
・たっぷり水を含ませて洗うこと
・洗った状態で放置せず、柔らかない素材でやさしく拭きあげる

ことです。

洗車機で洗車をしても大丈夫?

結論から言うと、あまりおすすめはできません。理由は、最近の洗車機のブラシは柔らかなキズのつきにくい素材が使われていますが、高速で回転するため、砂埃やこびりついた汚れが付着した状態で洗車機を利用すると場合によってはキズができてしまうからです。また、ブラシやボディに付着したピッチタールを拡げる可能性もあるからです。ガラスコーティングは確かに強固な皮膜ではありますが、一度ついたキズは簡単に消えません。したがって、コーティングをした車は、簡単な水洗いで綺麗になる、汚れが固着する前の早い段階で手洗い洗車することをおすすめします。

ボディ以外のおすすめ車コーティング

塗装面以外のおすすめコーティングを3つご紹介します。

ヘッドライトコーティング

最近のヘッドライトカバーは「ポリカーボネート」という素材でできていますが、長い間の紫外線、走行中の飛び石などによって表面が傷つきくすんできます。これもコーティング材を塗って拭き取ることで、輝きを取り戻すことができます。黄ばみが多い場合は軽く研磨した後でコーティング剤を塗布することで、よりクリアな状態が長続きします。例えて言えば目がぱっちりするようなもので、車の印象が凄く良くなります。

ホイールコーティング

ホイールは主にアルミニウムでできていますが、やはり、砂埃や紫外線、ブレーキダストによって意外に汚れやすく、キズつきやすいものです。塗装面と同様、コーティングをすることで汚れをつきにくくし、洗い落としやすくするメリットがあります。プロに施行を依頼すれば、上質な輝きを長期間維持することができます。特にブレーキダストは固着しやすいため、簡単に洗い流すことができるホイールコーティングは人気があります。

ウィンドウガラスコーティング

フロントガラス面をコーティングし、雨水のはじきを良くしクリアな視界を確保します。一度フロントウィンドウのガラスコーティングをした車に乗ってみると分かりますが、速度とともに雨水をみるみる撥いてクリアな視界が確保され、実に気持ちいいものです。自分でケミカル剤を塗ってもできますが、専門店に依頼すれば、均一に撥水処理が行え、より長期間効果が持続します。ガラス面をなめらかにすることでワイパーのビビリも解消されますし、雨天走行の安全性も向上します。雨天走行の視界性が向上するため、走行安全性の面からもおすすめです。

コーティングは、大切な愛車のボディの輝きや艶を長期にわたり維持するだけでなく、ボディに付着した汚れやピッチタールなどが簡単に洗い流せるため、人気の高いボディケアメニューのひとつです。強固な被膜を作るガラスコーティングから、自分でも手軽に施工できるフッ素系コーティングまで、予算や車の保管状態、メンテナンスの頻度など、たくさんのバリエーションの中から最適なコーティングが見つかるはずです。車を所有している方は、是非コーティングを施工してみてはいかがでしょうか。

グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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