帰ってきた! ぽんこつジムニー 路上復帰&ハコ替え計画 その6-3

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掲載日:2023.01.25 / 更新日:2023.01.25

帰ってきた! ぽんこつジムニー 路上復帰&ハコ替え計画 その6-3

いよいよ始動したポンコツジムニーの新プロジェクト。今回はドナーカーからハコを摘出。つまり、シャシーからボディを分離してしまいますよー。

●文:橘 祐一 ●作業:高山則政

ジムニーを使ってナニか面白いことをしよう!
ジムニーJA22Wとは……
1981年に登場したSJ30型から引き継いだ四角いボディを持つJA22 W。コイルバネを採用した最初のモデル。最近はじわじわ人気上昇中。

作りはシンプルなのだけれど……

ラジエターの下にはアンダーカバーが取り付けられているが、下からは外せず、ラジエターを取り出してようやく取り外せた。

細かいコネクターやホースの配管が多い

 JA71ジムニーは最新のクルマのような電子デバイスがほとんどないプリミティブなクルマ。

 エンジン周りのパーツも少なく作業は簡単だと思われたが、現代のクルマのようにパーツがユニット化されていないので、それぞれの部品ごとにコネクターやギボシ端子、ボディアースなどがされていて、一つ一つ取り外さなければならないのが難点。

 さらにワイヤー類の取り回しやパーツの取り付け方向などで多少戸惑うことはあったが、無事にパーツ類の切り離しは完了した。

 次はいよいよボディとシャシーの切り離しに入る。このジムニーのボディは、前後バンパーと共締めでボディとフレームを締結しているボルトが前後2か所ずつの4か所。フレーム前側に2か所、中央部分が4か所、リヤ部分が2か所の計12か所のボルト、ナットによってボディがフレームに固定されている。これらのボルト/ナットを取り外せば、シャシーからボディが切り離せる。


 ボルト/ナット類をすべて取り外したら、次はボディを分離する方法を考える。リフトで簡単に持ち上げられると思っていたが、ホイールベースが短いのでうまくボディだけにアーム部分を掛けることができない。

 散々悩んだ挙句、木材を挟み込むことでボディだけを持ち上げることに成功した。ゆっくりと持ち上がるボディ。途中、1か所パーツの外し忘れも発覚したが、無事にシャシーからボディを取り外せた!

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内外出版/オートメカニック
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