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整備・修理・塗装・板金 [2021.11.22 UP]

帰ってきた!『ジムニー』ハコ替え計画20-2 「ダッシュボードと大格闘 その2」

2代目ジムニーの四角いボディが採用されている最後のモデルであるJA22W。ジムニーシリーズで初めてコイルスプリングが採用された。今回は今から7年ほど前に購入した当初の写真にしてみました。
 JA22Wをベースに、JA71Cのボディに交換するハコ替え計画。前回、前々回と原因が掴めず始動できなかった問題を解決。今回は71のボディに22のダッシュボードを強引に取り付けてみようと思います。

●文&写真:橘 祐一

複困った時には振り出しに戻るのが修理の基本です

 前回までに燃料ポンプリレーとECUを交換したものの、エンジンを始動させることができなかった。ボディとシャシーを分離するまでは元気に走っていたので、大きなトラブルはないと思っていたが、全然原因が掴めずに段々とモチベーションが下がってきた。

 燃料ポンプのコネクターに直接バイク用のバッテリーを接続すると、ブーンと元気よく動作している音が聞こえる。

 ポンプ自体に問題がないのであれば、このポンプに至るまでの回路側に問題があるはず。リレーも新品に交換しているし、ECUも動作する中古パーツと交換してあるので、残るはそれらをつなぐ配線。ようやく原因となるマイナス側の断線を発見して燃料ポンプが動作したものの、今度はスパークプラグが点火せずにエンジンはかからず。

 ECUを元々ついていたものに戻し、コイル、デスビをチェックしても原因がわからず、なんとなく気になったアース配線を付け替えてみると無事に点火はOKに。しかし、エンジンはかからず。もう一度燃料ポンプの配線をチェックしていると、燃料ポンプのリレーが動いていないことに気がついた。

 何度も配線やヒューズなどを確認しても全く原因がわからず、もしかして、とEUCをもう一度差し替えてみると、エンジンが息を吹き返した。あれこれとパーツを交換すると余計に故障原因がわからなくなるもの。一度元に戻すことが大切だと再認識しました。

複数の原因が重なって始動ができない

燃料が来ているのであれば次に怪しいのは点火系。ということで、プラグを取り外して金属部分に当て、セルを回すと……火花は出ない。
もしかしたら、前回交換した中古のEUCに問題があったのかも、ということで、元々付いていたECUに戻してみることにした。
セルを回してみると、やっぱり火花は出ていない。ヒューズ、リレー、コネクター、プラグコード、デストリビューターなど1時間以上チェックしてもわからず。
何気なくボディアースしてある配線を付け替えると、あっさりプラグから火花が確認できた。単なるアース不良だったとは。右写真のネジ周りが接触不良だった。
プラグから火花は出ているのに、やっぱりエンジンがかからない。そういえば、燃料ポンプのリレーが動いていない気がする。リレーを握って動作確認。
メインリレーと燃料ポンプリレーを入れ替え、アース側配線をもう一度確認してみるものの、イグニッションONでポンプの音がしない。

わからなくなったら元に戻す。ということで、ECUを再び中古パーツで手に入れたものに戻してみる。おねがい!動いて!
ボディに耳をつけ、イグニッションをONにすると… 燃料ポンプのブーンという動作音が! すぐ止まるので何度も確認した。
イグニッションキーをもう一段回してセルモーターを動かすと、かかったー! 無事にエンジンがかかりました! 排気ガスも芳しい‼
燃料系や点火系にも問題はないようで、アイドリングは安定している。水温計の針が動くまでアイドリングを続けてみた。
なんだかクーラントの匂いがするなぁ、と思ったら、車両の下には何かが漏れた跡が! ウォーターポンプかなぁと心配していたら、1カ所ホースバンドが壊れていました。
しばらくアイドリングを続けていると、排気温度警告灯がチカチカと点いたり消えたりを繰り返している。これ、大丈夫かな。
保管していたJA22W用のダッシュボードを引っ張り出してきたら、埃まみれでカビだらけ。マルチクリーナーをぶっかけてブラシでゴシゴシきれいにしました。
きれいに洗って乾かしておいたが、ダッシュボードの上部が経年劣化でカサカサになっていることに気がついた。これ、ウレタン用の保湿剤を塗ったら直る?
とりあえず当ててみる。JA71C用より横幅が広いので取り付けできないかと思ったが、案外すんなり載せられた。これならちょっとした加工でいけそう。
ただ、何かが引っかかって奥まで入らない。裏側から確認すると、両サイドのドアに風を送るデフロスターの配管がサイドのプレートに当たっている。
プラスチックの配管を取り外してもう一度ダッシュボードを取り付けると、どこにも当たらず固定できそう。サイドのデフロスターは無しで大丈夫かな?
JA71C用のダッシュボードも保管してあったので、デフロスター用の配管を取り外してきた。長さがちょっと短いものの、これなら取り付けられそうだ。
ダッシュボードの形状はJA22とJA71ではまるっきり違うので、取り付けできないかと思ったが、ダクトの取り付け側の形状も似ていて、問題なくフィット。
ダクトを取り付けたダッシュボードをボディに載せてみる。サイドのパネルに少し当たっているものの、ダッシュが浮くこともなく固定はできそう。

ライタープロフィール

内外出版/オートメカニック
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