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スタッドレスタイヤの耐用年数(寿命)と長持ちさせるコツ

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タイヤ・ホイール
掲載日:2021.09.17 / 更新日:2021.11.11

スタッドレスタイヤの耐用年数(寿命)と長持ちさせるコツ

降雪地方では、いまやスタッドレスタイヤは生活必需品と言ってもいいかもしれません。それほど多くの人に使われているにもかかわらず、その寿命や耐用年数など、多くのドライバーは意外と無頓着だったりもします。そこで今回は、スタッドレスタイヤの耐用年数(寿命)と長持ちさせるコツ、そしてタイヤメーカーに取材してわかった、スタッドレスタイヤの「ライフ性能」と「効き持ち性能」の違いについて解説します。

スタッドレスタイヤの耐久性は高いのか

スタッドレスタイヤの耐久性は高いのか

スタッドレスタイヤは、雪道や凍結路面を安全に走行するために開発されたスノータイヤの一種です。そのために夏タイヤと比較して、低温でも硬化しないようにタイヤ自体が柔らかいゴム素材でできています。雪道や凍結路面を走行する場合は、この柔らかいゴムのトレッド面がしっかりと雪や凍結した路面をグリップするために役立ち、耐久性に関しても年々向上しています。しかし、乾いた路面や雨で濡れた路面、夏の温度の高い路面などには、この柔らかいゴムが適していないため、夏タイヤより耐久性は劣ってしまいます。

スタッドレスタイヤの寿命や耐用年数はどのくらい?

スタッドレスタイヤの耐用年数は、主に3年程度が目安とされています。普通の雪道だけでなく凍結路面や雪の山道など厳しい条件で使用する場合は、2年ごとに交換することをおすすめします。しかし、市街地の軽い積雪時に使用する程度であれば、以下のような基準で寿命を判断することができます。

溝の深さが50%以上残っていること

スタッドレスタイヤには、夏タイヤと同じスリップマークとは別に、プラットフォームというマークがトレッドの溝についています。このプラットフォームは、タイヤの溝が50%まで摩耗すると露出するようになっています。このプラットフォームが露出した場合は交換するようにしてください。

ゴムの硬度計測

スタッドレスタイヤは柔らかいコンパウンドを使用しているため、一般的なタイヤと比較して、年々顕著に硬化が進みます。タイヤの残り溝に余裕があっても、硬化の度合いによっては交換の必要があります。整備工場やタイヤ販売店、ガソリンスタンドなどにあるタイヤのゴムの硬度計でゴムの柔らかさを測定することができます。この硬度計を使えば簡単に、まだ使えるかどうかを判断することができます。硬度も明確な決まりがあるわけではなく、おおよそ60程度を目安に交換することが望ましいとされています。

タイヤの傷やひび割れのチェック

タイヤが硬化するとひび割れの原因となります。タイヤをチェックして、ひび割れや傷が見つかった場合は、きちんと専門家にチェックしてもらうことをおすすめします。

製造年のチェック

市街地で軽い積雪時にしか使わないとしても、古くなって劣化したスタッドレスタイヤを使い続けるのは極めて危険です。製造から5年以上経過しているタイヤは、できるだけ早めに交換することをおすすめします。

スタッドレスタイヤを長く使うためのポイントとは

スタッドレスタイヤを長く使うためには、できるだけ雪道や凍結路面のみを走行することが大切です。乾いた路面や濡れた路面での使用には、基本的に適していないため摩耗や劣化を早めてしまいます。もちろん冬以外の季節、特に夏の路面温度の高い道路を走行することはタイヤの性能や耐久性の面からも絶対に避けるべきです。冬だけ使用して、春から秋は車庫に保管する場合は、保管の仕方にも注意する必要があります。汚れは丁寧に落として、雨風を防げる日陰で日光が直接当たらないように保管してください。スタッドレスタイヤを保管する場合の置き方は、寝かせて積み上げるのが一般的です。一番下にビニールシートをひいて、タイヤとタイヤの間にはダンボールを挟むなどの工夫をしてください。タイヤ用のラックを使う場合は、使うラックによっては時々回転させてトレッド面が変形しないようにする必要があります。スタッドレスタイヤを長持ちさせるためにも、また、安全に走行するためにも、できるだけ丁寧に扱うように心がけましょう。

タイヤメーカーに聞く、スタッドレスタイヤの「ライフ性能」と「効き持ち性能」の違い

この記事はDUNLOPによるPRです

「ライフ性能」と「効き持ち性能」の違いとは

「ライフ性能」と「効き持ち性能」の違いとは長く使えるスタッドレスタイヤを選ぶ際には、「ライフ性能」だけでなく「効き持ち性能」にも着目する必要がある

 ここまでスタッドレスタイヤの耐用年数(寿命)について解説してきました。しかし、スタッドレスタイヤの寿命を、溝の深さだけで判断するのは危険です。なぜなら、スタッドレスタイヤは、摩耗するに従って氷上でのブレーキ性能が悪くなる傾向にあるからです。そのため、タイヤによっては、たとえ溝が残っていても、氷上でクルマを止める力が弱くなってしまうものもあります。つまり、「タイヤとしての寿命」=「氷上ブレーキ性能の寿命」ではないのです。

 ダンロップは、スタッドレスタイヤの性能特徴を表現するときに、摩耗に対する寿命の長さを表す「ライフ性能」とは別に、氷雪上性能の効きの長さを表す「効き持ち性能」という指標を使います。「効き持ち性能」が高いスタッドレスタイヤは、摩耗が進んでも効きが長持ちします。 「ライフ性能」:タイヤとしての寿命を示す 「効き持ち性能」:使い終わりまでの氷雪上性能の効きを示す つまり、長く使えるスタッドレスタイヤを選ぶ際には、「ライフ性能」だけでなく「効き持ち性能」にも着目する必要があります。

凍結路面が滑る原因と『WINTER MAXX 03』の高い氷雪上性能

凍結路面が滑る原因と『WINTER MAXX 03』の高い氷雪上性能DUNLOP WINTER MAXX 03

 そもそも冬道でタイヤが滑る原因は、じつは氷そのものではなく、氷の表面に浮かぶ水の膜にあります。この水膜がタイヤの密着をさまたげるため、冬道ではタイヤが滑りやすくなるのです。そこで、スタッドレスタイヤは、素早く水膜を除去し、タイヤが滑る前に密着させて密着力を発揮するように設計されています。

 ダンロップのスタッドレスタイヤ『WINTER MAXX 03』は、独自技術である「ナノ凹凸ゴム」を採用することで、水膜を押し出すスピードが従来品(WINTER MAXX 02)と比べて1.5倍から2倍にアップ。ナノレベルのやわらかな突起が水膜を素早く押し出し、氷に隙間なく密着することで、高い密着力を発揮します。 『WINTER MAXX 03』は2020年に発売開始した新しいスタッドレスタイヤですが、降雪地方のユーザーは次のように評価しています。 「信号で止まる時にしっかり止まる。発進もスムーズで満足しています。」(北海道) 「カーブの際、ハンドルも取られず、安定して走行ができました。」(北海道) 「氷上、雪上共に『走る』『止まる』にストレスを感じませんでした。長距離運転でも静かな乗り心地でした。」(宮城県) 「夜凍った路面を走行する際にも、グリップがしっかりきいていた。また、ブレーキの際は短距離で停車できた。」(北海道) こうしたユーザー評価からも、『WINTER MAXX 03』が高い氷雪上性能を備えていることがわかります。また、氷雪上ブレーキ性能満足度についても95.0%と同様に高い評価を受けています。 ※住友ゴム工業調べ「2020年WINTER MAXX 03購入者アンケート調査より」

「効き持ち性能」を高める特許出願中の技術「ナノ凹凸ゴム」

「効き持ち性能」を高める特許出願中の技術「ナノ凹凸ゴム」WINTER MAXX 03に採用されている「ナノ凹凸ゴム」は摩耗しても新たな凹凸構造が生まれてくるので効き持ち性能が高い

 「ナノ凹凸ゴム」にはさらに、「効き持ち性能」を高めるための工夫も込められています。 『WINTER MAXX 03』は、走行してタイヤが摩耗すると、ゴムに含まれている「MAXXグリップトリガー」が溶け、新たな凹凸構造が現れる仕組みになっています。さらに、パターン設計を工夫することで、新品時からの外観変化を抑制。これらの合わせ技によって、摩耗してもパターン効果が維持されるようになっています。だから『WINTER MAXX 03』は、溝が減って使い終わり(40%摩耗時 ※1)に近づいても氷上ブレーキ性能が低下しづらく、安心感が長く続くのです。ダンロップのテストによれば、使い始めで従来品よりも22% ※2高かった氷上ブレーキ性能が、使い終わり(40%摩耗時 ※1)ではさらに36% ※3も差がついたとのことです。

 高い氷雪上性能を使い終わりまで発揮する『WINTER MAXX 03』は、寿命が長持ちするスタッドレスタイヤを求めているユーザーにうってつけの商品といえるでしょう。 ※1 スタッドレスタイヤは溝の深さが50%以下になると、冬タイヤとして使用できません ※2.3 詳しくはDUNLOPのホームページをご確認ください ダンロップバナー

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グーネットパーツ担当
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