パーツ取付・交換
更新日:2021.01.01 / 掲載日:2021.01.01

カーオーディオのアンプの種類と効果・特徴について

カーオーディオには音を出力するためのアンプというパーツが内蔵されていますがアンプにはいくつか種類があり、それぞれ特徴も音の聞こえ方も違います。車内で音楽を聴くなら綺麗かつクリアな音が良いですよね。ここではアンプの種類と、それぞれの特徴について見ていきましょう。

プリアンプとパワーアンプの違い

プリアンプとパワーアンプの違い

通常カーオーディオに内蔵されているのが、プリアンプです。プリアンプだけでも、もちろん音楽を聴くのに支障はありません。しかし、純正内蔵のプリアンプは、カーオーディオの限られたスペースの中に納められているため、大体が出力30Wとなっており、大音量の迫力ある音を聴くことは残念ながら難しいと言えます。より質の高い大きな音を楽しむためには、音を出力するためのパワーを補う必要がありそれを実現するのが、サイズが大きく作られた外部に取付けるタイプのパワーアンプです。一般的に「アンプ」と呼ばれているものはパワーアンプを指すことがほとんどなので、覚えておくと良いでしょう。

アンプ(パワーアンプ)の種類とそれぞれの特徴とは

アンプの種類には、A級、B級、AB級、D級という増幅回路方式と、1ch、2ch、4chというチャンネル数があります。A級は音質を重視する人に向いています。音量を上げなくても綺麗でクリアな音が出るというメリットがありますが、その他のアンプより電力をかなり利用するので、発熱量が大きいというデメリットもあります。B級はパワー重視のアンプで、大音量で音楽を聴いて楽しみたい人におすすめです。低音ももちろん響きますが、音量を上げたときには全音域で威力を発揮します。AB級は、A、B級の良いとこどりをしたアンプです。音量を下げるとクリアな音が聴け、大音量にすると迫力のあるサウンドを楽しめるというメリットがあり現在のアンプの主流と言えます。D級は主にサブウーファー用のモノラルアンプに多く、出力が大きいわりに小型で発熱量が少ないため、他の種類と比べて音にキレがないというデメリットがあるものの初心者には導入しやすいタイプと言えます。また、チャンネル数によって音を入力・出力するスピーカーの数が異なり、音の質も変わってきます。

アンプの選び方

実際にアンプを選ぶ際に重要となってくるのが、アンプの力を示すワット数です。ワット数が大きければ大きいほど、迫力のある質の良い音を出力できると言われています。しかし、メーカーによって音質が変わってくるため、ワット数だけで比較するのは難しくなります。雑誌やインターネットなどの口コミを参考にしつつ、自分の求める音に合うメーカーをみつけると良いでしょう。特に大音量にこだわっていない初級者~中級者であれば、最大出力100W程度の性能があれば、充分満足できると言えるでしょう。以上のように、アンプの種類によって、音の効果も特徴も異なってきます。もっとカーライフを豊かなものにしたい、もっと良い音楽を聴きたいという方は音を出力するために使えるパワーや取付けられるスピーカーを考慮して、アンプを選ぶことをおすすめします。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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