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車検・点検・メンテナンス
更新日:2018.08.29 / 掲載日:2018.08.29

ナンバーフレームを装着しても車検に通すことはできるのか

マイカーへの愛着から、自分の個性をいかした思い思いのドレスアップを楽しんでいるユーザーは多いことでしょう。車のナンバープレートも希望ナンバーをはじめ、ご当地ナンバーなどこだわりのナンバープレートにしているドライバーも多くなっています。車のアイデンティティにつながるといっても過言ではないナンバープレートですが、公道を走ったり、車検を通すためには様々な基準を満たす必要があります。ここでは、ナンバーフレームを装着した場合、そのままで車検を通すことはできるのか、その基準について詳しく説明します。

ナンバーフレームを装着しても車検に通すことはできるのか?

ナンバーフレームとはナンバープレートの周囲を囲うフレームであり、ナンバープレートをスタイリッシュ、ラグジュアリーに飾るドレスアップパーツとして人気の高いアイテムです。以前はナンバープレートに関する明確な基準はありませんでしたが、平成28年4月1日施行の道路交通法規則等の改定(自動車のナンバープレートの表示に係る新基準)により、ナンバープレートをカバーで覆ったり、シールを貼るなどの行為が禁止となりました。
そのため、ナンバープレートを装飾するナンバーフレームについても明確な基準が設けられています。ナンバーフレームについては、定められた基準を満たしていれば車検を通すことが可能になります。

ナンバーフレームに関して規定や基準はあるのか?

それでは、ナンバーフレームに関する基準はどのような内容でしょうか。ナンバーフレームは、原則として脱落するおそれのない、しっかり固定できるものが必須です。サイズについては、幅と厚さ、そしてその他の部分の3点が基準として決められています。まず、幅については上部10mm以下、左右18.5mm以下、下部が13.5mm以下と定められています。なお、幅については、取付けたときのナンバープレート外縁からフレーム内縁までの長さになります。厚さは上部6mm以下となっています(ただし、上部の幅が7mm以下の場合は、10mm以下となります)。厚さについては、フレームやボルトカバーの当該ナンバープレートの表面から突出している部分の厚さとなります。そして、その他の部分は30mm以下と定義されています。

車検を通すためのナンバーフレームを取付ける際の注意点・ポイントとは?

それでは、ナンバーフレームを取付けて車検を通すためには、どのようなポイントに注意する必要があるのでしょうか?ナンバーフレームの寸法基準を満たすことは必須ですが、その他にも取付角度に加え、ナンバーフレームがナンバープレートの文字に被さっている場合、文字の判別が難しいと判断されると、そのままでは車検を通すことができません。そのため、ナンバーフレームを取付ける際は必ずナンバープレート上のすべての文字が判別できるようにする必要があります。ナンバープレートの文字は固有のものであり、同じものは存在しません。車両の盗難や思わぬトラブルなどの際に、ナンバーがきちんと認識できるかは大きな問題です。決められた範囲のなかで個性豊かなドレスアップを楽しみましょう。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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