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ホイール・タイヤ交換 [2021.10.11 UP]

タイヤ交換を自分で!所要時間60分?失敗を防ぐ方法と必要道具

タイヤ交換を自分で!所要時間60分?失敗を防ぐ方法と必要道具

タイヤ交換を自分でしたくても、「方法がわからない」「失敗しそうで不安」などの思いから、なかなか作業できない方も多いでしょう。

実は皆さんが思っている以上に、自分でタイヤ交換をしているドライバーは多いです。所要時間も60分前後なので、好きなタイミングで安く交換したい方はチャレンジする価値があるでしょう。

そこで当記事では、失敗を防ぐタイヤの交換方法を解説します。ミスしやすい注意点も手順ごとにまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

タイヤ交換を自分でする方法は?

タイヤ交換を自分でする方法は?

まずは、タイヤ交換を自分でする基本的な方法を解説します。プロに依頼すると15~30分程度で終了する作業です。セルフ交換となると慣れている方でも60分前後かかります。

タイヤは車の重要な足回りパーツなので、時間よりも作業の質が大切です。大きく5つのステップに分けて解説しますが、車の状態に応じて多少の誤差が生じます。あらかじめご了承ください。

手順1:平坦な場所でジャッキアップする

安全にタイヤ交換を行なうために、まずは平らな作業場所を確保しましょう。タイヤを着脱するには車体を持ち上げるジャッキを使用します。

車体が不安定になる砂利道や坂道など、路面に凹凸・勾配がある場所は危険です。作業場所を確保できたら、ジャッキアップ前の準備に取りかかりましょう。

1.車を作業場所に停止・サイドブレーキをかける
2.エンジンを止めてタイヤに輪留めを設置する
3.ホイールキャップを取り外し、レンチでナットを少し緩めておく
4.ジャッキアップポイントに向けてジャッキを設置
5.車種に応じて5cmほどタイヤを浮かせる

ジャッキアップ後だとタイヤが空転してしまうのでジャッキアップ前に少しナットを緩めますが、このとき緩めすぎに注意してください。タイヤに荷重がかかったままナットを緩めすぎると、ハブボルト側に車重の負荷がかかり危険です。

手順2:ナットを緩めて古いタイヤを外す

「L型ボックスレンチ」「クロスレンチ」などを使って、反時計回しでナットを外します。

ナットが固くて外せないときは、「ねじ山が潰れている」「ハブボルトが空転している」可能性があります。自己解決は難しいので、正しく締めなおしてからプロに相談しましょう。

ナットを外す順番は対角線が基本です。すべてのナットを外したら、手を挟まないように古いタイヤを垂直のまま取り出します。タイヤが傾いているとナットのねじ山が傷つくので注意してください。

取り外した古いタイヤは、その辺に放置するのではなく、車体の下に置いておきましょう。万が一ジャッキが壊れて車体が落ちても、古いタイヤで車体を支えられます。

手順3:新しいタイヤを取り付ける

「ホイール穴の位置」「向き」を確認してから、新しいタイヤを垂直にはめ込みます。タイヤが大きくて重たいときは、タイヤリフターを用いると便利です。

タイヤの種類によって、「RIGHT⇒」などのように回転の向きを刻印しているケースがあります。間違えるとタイヤ本来の性能が出せなくなってしまうので、ナットを締め込む寸前まで念入りに確認しましょう。

タイヤをはめ込んだら、ホイールの傾きを抑えるために下側から順に、手でナットを締め込みます。ねじ山にナットが噛むまで締めたら、工具(レンチ)の出番です。

ホイールの中心がずれないように、対角線を意識しながら少しずつ仮締めします。1本に集中して締め込まず、何周にも分けて締め込むのが基本です。

タイヤを左右前後に動かしてもガタガタと動かず、安定しているのを確認したらジャッキを降ろします。ジャッキを降ろすときは、勢いに任せないように慎重に下げましょう。ここまでの作業をタイヤ4本分繰り返します。

手順4:トルクレンチでタイヤ4本の本締め

4本すべてのタイヤが取り付けられたら、トルクレンチを使って本締めをします。ホイールナットは「緩すぎる」「キツすぎる」どちらもNGです。「タイヤが外れないように」と念入りに締めたくなりますが、足や体重を使って本締めしないように注意してください。

・緩すぎると:タイヤが外れるリスクがある
・キツすぎると:ねじ山が潰れる・パーツが破損する

トルク値は、車種によって決まっています。走行距離やメーカーによっても変動してきますので、適正トルク値は事前に調査しておくのがベストです。

あくまで目安になりますが、一般的なトルク値は以下のとおりです。

・普通自動車の一般的なトルク値:10~12kg(約100~120N・m)
・軽自動車の一般的なトルク値:8~10kg(約80~100N・m)

手順5:タイヤ交換後の最終チェック

本締めまで終えたら、タイヤの最終チェックを行ないましょう。いきなり公道を走行すると危険なので、敷地内や徐行できる道で確認するのがおすすめです。

走行する際は以下のポイントを特にチェックしてください。

・タイヤが傾いていないか
・ハンドルを動かしても異音がないか
・ハンドリングに違和感はないか

タイヤ交換を自分でする際に必要な道具は?

タイヤ交換を自分でする際に必要な道具は?

タイヤ交換は、車載工具でも間に合います。ただ、車載道具は「万が一」に備えた緊急アイテムなので、使い勝手が良くありません。今後も自分でタイヤ交換していく予定の方は、一式そろえておくと便利です。

1:手袋、グローブ、軍手

手袋、グローブ、軍手を使うと、「滑り防止」「ケガ防止」「汚れ付着防止」などのメリットがあります。素手でも作業可能ですが、安全に作業効率を上げるためにも用意しておきましょう。

2:ジャッキ

ジャッキはタイヤを浮かせるために欠かせない工具です。ジャッキにも種類がありますので、車に適した使いやすいものを用意しておくとよいでしょう。

ジャッキの種類

・パンタグラフジャッキ:安価・車載ジャッキに多い
・フロアジャッキ:パンタグラフジャッキよりも楽にジャッキアップできる

3:輪留め・タイヤストッパー

何かのはずみで車が動かないように固定しておくための道具です。サイドブレーキをかけていても「100%安心」とは言えません。万が一に備えて、ジャッキアップの対角線上にあるタイヤに設置しておくと安心です。

4:レンチ、トルクレンチ

ナットを着脱するには、最低でも役割の異なる2つのレンチが必要です。

・「L型ボックスレンチ」または「クロスレンチ」:ナット着脱用
・「トルクレンチ」:トルク値で締め上げる用

ナットサイズに適したレンチを用意しないと、タイヤ交換ができません。愛車のナットサイズを事前に確認してから購入しましょう。

タイヤ交換を自分でする際はメンテナンスも忘れずに!

タイヤ交換を自分でする際はメンテナンスも忘れずに!
自分でタイヤ交換する・しないに限らず、タイヤ交換後はメンテナンスが必要です。長く安全に履き続けるためにも、定期的にタイヤの状態を把握しましょう。

・増し締め:約100km走行後に行なう
・空気圧の調整:月1回のペースで行なう
・ローテーション:5,000~10,000kmごとに行なう

タイヤ交換を自分でしないほうがいい?リスク3つ

タイヤ交換を自分でしないほうがいい?リスク3つ

タイヤ交換を自分ですれば工賃は0円ですし、好きなタイミングで交換できる魅力があります。しかし、プロと比較すると、セルフ交換には思わぬリスクも潜んでいます。

タイヤ交換を自分でするのはそれほど難しくありませんが、デメリットの部分もしっかり把握しておきましょう。

1:転倒・脱輪事故につながる

整備工場のような万全な環境、知識、経験が不足するセルフ交換は、プロに依頼するよりも危険が身近にあります。例えば、「作業中にジャッキが倒れて車体が落ちてくる」「ナットの締め付けが悪く、走行時に脱輪する」など、些細なミスが大事故に発展します。

2:タイヤのバランス調整が難しい

タイヤはキレイな円形に見えていても、わずかに楕円形のように歪んでいます。遠心力がかかると、バランスの崩れたタイヤは回転が悪くなるため、適切なバランス調整が必要です。

エアバルブの位置調整である程度のバランスを確保していますが、タイヤ交換を機に測定・調整することをおすすめします。バランス調整には専用の機械・知識が必要なので、セルフ交換時は近くの整備工場に依頼しましょう。

3:初期コストが高くなる

大きなリスクではありませんが、タイヤ交換を自分ですると、道具をそろえるのに初期コストが発生します。「今回だけ自分で」と考えている方は、プロに依頼するよりも高くつく可能性がありますので、十分に検討しましょう。

タイヤ交換を自分でするのは「怖い」「不安」と感じる方は、思い切ってプロに依頼するのがおすすめです。

グーネットピットでは、最寄りの優良整備工場を検索できますので、業者選びにお困りの方はぜひご活用ください。

https://www.goo-net.com/pit/

まとめ

タイヤ交換は、平らで安定した場所と道具さえあれば、自分でも比較的簡単に作業できます。ただし、思わぬ事故につながるリスクは否めないため、注意事項を事前に把握してから慎重に取り組むのがおすすめです。

タイヤ交換を自分でするのに不安がある方は、頼りになる整備工場を利用しましょう。

グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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