車のシフトレバーから異音がする原因と対処方法について

車を運転していて、いままで聞いたことがない異音が聞こえてくるというのはとても嫌なものです。しかも異音がするとなると、ほとんどの場合、何らかの異常が発生していると考えられます。今回は、シフトレバーから異音がする原因と対処方法について見ていきたいと思います。

この記事の目次

1. 車のシフトレバー付近から聞こえる異音の原因（重大な問題）
2. 車のシフトレバー付近から聞こえる異音の原因（軽度の不具合）
3. 異音に気づいた場合の対処方法

車のシフトレバー付近から聞こえる異音の原因（重大な問題）

シフトレバー付近から発生する異音の中でも、重大な問題の可能性が高い原因として、トランスミッションの異常が疑われます。具体的にはベアリングやギアが破損している可能性があります。ギアオイルや各種オイルの不足は、故障に直結しますので、日頃からこまめにチェックしておく必要があります。駆動式がFRの場合は、位置的に考えてプロペラシャフトの不具合という可能性もあります。この場合は、何か異物がぶつかったか、経年劣化によるものと考えられます。

一方、軽度の不具合としては、シフトレバーパネルがきちんとはまっていないために、走行中の振動でシフトレバーと不規則に当たるようになってしまい、それでカタカタという異音が発生しているという可能性もあります。その他、マフラーやシフトレバーのガタツキによる不具合が考えられます。

トランスミッションやプロペラシャフトから異音がするようなら、すぐに整備工場に持ち込んで修理してもらう必要があります。軽度な不具合と思っても、そのままにしておくとマフラーが外れてしまうなど、重大なトラブルに繋がる恐れがあり、やはり整備工場に持ち込む必要があります。一方、シフトレバーパネルがきちんとはまっていないという場合は、もし自分で対処することができそうなら、試してみてもいいと思います。簡単に直らないような場合は、ディーラーに持ち込んで直してもらってください。いずれにしても、修理、整備の専門家であれば、異音が発生している場所と音の種類、発生する状況などから、正しく診断してくれるはずです。異音に気がついたら大きなトラブルにつながらないように、一刻も早く、ディーラーや整備工場などに持ち込むことをお勧めします。