故障・修理
更新日：2018.08.29 / 掲載日：2018.08.29
自損事故時の修理依頼先は？自損事故でも車両保険は適用される？
事故に遭うのはどんなに小さなものであれ、誰もが嫌なものです。怪我人のいない自損事故とは言え、傷がついてしまった愛車をどうするか悩んでしまう方は多いようです。
そこで今回は、自動車事故（自損事故）を起こしてしまった際の修理依頼先や、車両保険の適用について解説します。
自損事故を起こした車の修理は、どこに依頼すればいい？
車を修理する場合には、ディーラーや民間の修理工場、整備工場など、選択肢がいくつかあります。
まず、いつも点検整備や修理を依頼している信頼できる専門家がいるのであれば、そこに依頼するのも良いでしょう。特にそういう場所が無い場合は、事故の程度によって専門家を選択するのも良いでしょう。
車の破損状態が酷く、足回りやエンジン、ブレーキなどに影響がありそうなら、安全面を考慮してディーラーに依頼し、きちんと修理・点検をしてもらった方が良いと言えます。
破損状態がボディの軽いへこみ程度なら、評判のいい修理工場や民間の整備工場へ依頼するのもおすすめです。
どうしても修理の依頼先を決めかねる場合は、多少割高でも料金や作業内容が明確になっている修理工場や整備工場を選択するのも1つの方法です。どこに依頼するにしても見積もりをしっかり取り、修理内容に納得した上で依頼することをおすすめします。
自損事故の場合、車両保険は適用されるのか？
自損事故でも補償される車両保険を付けていれば利用は可能です。ただし、車両保険を使うのかどうかはよく検討する必要があります。
なぜなら車両保険を利用すると、翌年の保険料の等級が下がってしまうためです。自損事故で車両保険を利用すると、軽い事故でも3等級ダウンすることになります。次年度の保険料が大きく変わってしまう可能性もあり、結局、自費で修理した方が安くついたという話もあるようです。
ただし、契約している自動車保険によっては等級が変わらないものもあるので、事前に保険内容を確認することをおすすめします。
初めて事故を起こした場合は全てが未経験のことなので、慌てて誤った判断をしがちです。そのような時は、客観的に判断できる第三者の意見を聞いた方がいいかもしれません。
まとめ
今回は、自動車事故（自損事故）を起こしてしまった際の修理依頼先や、車両保険の適用有無について解説しました。
車の修理先には、ディーラーや民間の修理工場、整備工場など、選択肢がいくつかあります。馴染みの修理先がない場合は、事故の程度によって選択するとよいでしょう。破損状態が酷い場合はディーラー、ボディの軽いへこみ程度なら、民間の修理工場や整備工場へ依頼するのもおすすめです。
自損事故の場合も車両保険は利用可能ですが、翌年の等級は下がってしまいます。自費で修理した方が安く済む場合もあるので、よく考えて利用することをおすすめします。
