3カメラ搭載ドライブレコーダーとは？そのメリット・デメリット

ドライブレコーダーは、昨今話題になっている煽り運転や、目撃者のいない交通事故の証拠として有効なツールです。車の前方のみを録画するタイプが主流でしたが、より精度の高い情報を得るために前方・後方・車内の3方向が録画できる3カメラ搭載のドライブレコーダーが出てきています。今回は、3カメラ搭載ドライブレコーダーとはなにか、メリット・デメリットとあわせて解説します。

この記事の目次

1. 3カメラ搭載ドライブレコーダーとは？カメラはどこに設置されるの？
2. 3カメラ搭載ドライブレコーダーのメリットとは
3. 3カメラ搭載ドライブレコーダーのデメリットとは

3カメラ搭載ドライブレコーダーとは？カメラはどこに設置されるの？

3カメラ搭載ドライブレコーダーとは、車の前方・後方・車内が同時に録画できるドライブレコーダーのことを言います。1つのカメラしか搭載されていないドライブレコーダーに比べて、録画できる範囲が広いことが特徴です。カメラの設置方法ですが、前方・車内を録画するカメラはドライブレコーダーの本体に付いているので、フロントガラスの上部に付ければ完了です。後方を録画するカメラは、ドライブレコーダーの種類により異なり、リアガラスに設置する場合や車内後方に設置する場合があります。

3カメラ搭載ドライブレコーダー最大のメリットは、広範囲の視野を確保することで、より多くの情報を録画できるという点です。具体的には、後方を録画することで、後ろから追突された時に相手の車の情報や、その時の正確な状況がわかったり、近年増加している煽り運転の証拠を押さえることができます。また、車内を録画することで、車上荒らしにあった時の重要な証拠になるだけでなく、例えば、事故にあった時にスマホを操作していなかった証拠を押さえることができるなど、自衛の証拠にもなり得ます。

3カメラ搭載ドライブレコーダーは良いことばかりに思えますが、デメリットもあります。それは、車内後方のカメラまでケーブルを繋ぐ必要があるということです。単純にカメラにケーブルを繋ぐだけだと、ケーブルがむき出しになってしまうなど、見た目に綺麗ではありません。少しでも綺麗に設置したい場合は、専門家に依頼して配線処理も含めた設置をしてもらうようにしましょう。3カメラ搭載ドライブレコーダーを活用することで、前方カメラだけ、または、前方と後方カメラだけのドライブレコーダーよりも、多くの情報を撮影することができます。事故や煽り運転、車上荒らしなどは、いつ起きるかわかりません。ドライブレコーダーの導入を検討されている方は、いざという時のためにも、3カメラ搭載ドライブレコーダーを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。