パーツ取付・交換
更新日:2018.08.29 / 掲載日:2018.08.29

カーナビの電源が入らない時の原因とチェックポイント

カーナビは、車の現在地や目的地への道順を教えてくれる、大変便利なカー用品です。オーディオやテレビ機能を搭載しているものは珍しくなくなりましたが、近年ではETCやネットとの連動やハンズフリーの通話機能を搭載しているなど、高性能なカーナビが続々と登場しています。カーナビは精密機器であるが故に、故障などのトラブルを起こすことは0とは言えません。ここでは、カーナビの電源が入らない場合、何が原因でどこをチェックすればいいのかについて見ていきましょう。

配線ケーブルの断線やヒューズ切れ

配線ケーブルの断線やヒューズ切れ

カーナビの電源が入らない原因としてまず考えられるのは、電気回路を保護するヒューズ切れや、配線ケーブルの断線が考えられます。車のダッシュボード部分に取付けられているカーナビは車体振動の影響を受けやすく、その振動でケーブルが断線することがあります。通常通り電源がつくことも多いため判断が難しいですが、画面表示が不安定になるなどの前兆症状が起こる場合は、配線系統が切れかかっていないか確認してみましょう。また、カーナビを設置する際の電源供給元として接続している、常時電源やACC電源などのヒューズが切れてしまうことが原因の場合もあります。ヒューズボックス内にある、カーナビが接続されている電源元のヒューズが切れていないかチェックしましょう。

カーナビ本体の破損

次によくあるのが、カーナビ本体の破損です。前述した通り、カーナビは精密機械であるが故に、カーナビにとって過酷な環境に常に晒されている状態が続いてしまうと、カーナビ自体が破損してしまう場合もあります。例えば、炎天下の環境にカーナビを放置し続けてしまい車内温度が高くなりすぎてしまうことで、その熱により機器の破損につながってしまうことも考えられます。また、持ち運びが可能なポータブルナビであれば、例えば、持ち運びの際に機器を落としてしまい、強い衝撃を与えてしまうなどをして、機器が破損してしまうことも考えられます。配線やヒューズなどが正常であるにもかかわらずカーナビの電源が入らない場合には、このようなカーナビ本体の破損によることが原因となっている場合もあります。

バッテリー問題

稀にですが、車のバッテリーの能力が低下することで電源が入らない場合があります。車のバッテリー能力が低下してしまうと、カーナビだけではなく車全体へ影響を及ぼすため、セルが回りにくくなるなど電力を必要とする箇所に不具合が起きてしまいます。この場合は、新しいバッテリーへすぐに交換することをおすすめします。以上のように、カーナビの電源が入らない原因には、様々な要因が考えられます。カーナビにあまり詳しくない人が無理に対処しようとすると、別のトラブルを引き起こす恐れもありますので、信頼のおける整備工場に対処法や、修理方法について相談することをおすすめします。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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