車検・点検・メンテナンス
更新日:2016.08.31 / 掲載日:2016.08.31

車のフロントガラスが雨で見にくい(見えない)場合の原因と対策

車のフロントガラスが雨で見えない(見にくい)場合の原因と対策goo-net編集チーム

雨の日になると、雨が上手に弾いてくれなかったり、
フロントガラスが曇って見えにくくなってしまって、見えにくくなってしまう事がありませんか?

このように視界が悪く、見えにくい状態で運転を続けると、
大きな事故を招く危険性が高まってしまいます。

ここでは、フロントガラスが曇って見えなくなってしまう原因や防止方法についてご紹介します。

フロントガラスが見にくい時の危険性

雨の日の路面は大変滑りやすくなっており、
速度を落とさず運転するとスリップ事故などを不意に起こしてしまう事もあります。

またフロントガラスが曇って見えないと、
前方にいる人の姿に気付かず人身事故を起こしてしまう危険性もあります。

安全運転を行うためにも、フロントガラスは常にクリアな状態で、
良い視界を保ちながらの運転が大切だと言えます。

雨でフロントガラスが見えない・見にくくなる原因とは

雨でフロントガラスが見えない・見にくくなる原因としては、大きく分けて、
フロントガラスの外側についた雨が正常に取り除けないこと、
そして、フロントガラスの内側に付いた結露の2種類が考えられます。

雨の日はワイパーを動かしても、なかなか見えないといった事があります。
これは、ワイパーその物の機能が低下したことによって、
十分に水滴をはじくことができなくなってしまったり、
フロントガラスに付着した油膜によって、視界が見えにくくなっているのが原因と言えます。

また、フロントガラスの内側が曇って見えない場合は、水蒸気が関係しています。
車内と外の温度差があると、水蒸気がガラスに結露する事で曇ってしまうのです。
そのため、気温差が激しい雨の日や冬季はフロントガラスが曇って見えなくなってしまいます。

フロントガラスについた雨や曇りを防ぐ方法

ワイパー・油膜が原因で見にくい場合の対処方法

ワイパーゴムは時間が経つにつれて劣化していくものなので、消耗品とも言えます。
ワイパー自体に原因がある場合は、ワイパーゴムを交換する事で綺麗に水滴を拭く事が可能です。
また、ワイパーのゴムの汚れにも注意することで拭き取り効率が改善されることもあります。

ワイパーをかけたのにガラスがギラギラと光って見えにくい場合は、
油膜が付着していると考えられます。

油膜を取り除くことのできる専用除去剤を使って取り除き、クリアな視界を確保しましょう。
こまめに洗車をして、ガラスの撥水コーティングをする事も大切です。

結露が原因で見にくい場合の対処方法

曇ったガラスは、内側からタオルなどで拭いてもすぐに曇ってしまうことがあります。
また、走行中にフロントガラスの曇りを拭くのは、
万が一の事故に繋がる可能性もあり、とても危険です。

運転に支障を起こさないためにも、
搭載されている曇り止めのデフロスタースイッチを入れましょう。

しかし、スイッチを入れた瞬間に曇りが激しくなってしまう事もあるので、
停車した状態が望ましいでしょう。

エアコンを使う場合は外気導入にすれば、
車内の湿度が下がるので、結露を防いで曇りにくくなります。

また、定期的にフロントガラスの内側のガラスを綺麗に拭き、曇り止めクリーナーで予防しましょう。


雨の日は路面が滑りやすいので、事故が発生してしまう危険性も高いと言えます。
特に、雨によってフロントガラスが見えにくい状態の場合には、十分な対策をする必要があります。

雨の日だけではなく、日頃からワイパーやフロントガラスのメンテナンスを、
しっかり行うように心がけるようにしましょう。

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グーネットピット編集部

ライタープロフィール

グーネットピット編集部

車検・点検、オイル交換、修理・塗装・板金、パーツ持ち込み取り付けなどのメンテナンス記事を制作している、
自動車整備に関するプロ集団です。愛車の整備の仕方にお困りの方々の手助けになれればと考えています。

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