単刀直入・来たモノ勝負 シフトアップ ラウンジマール(M) |
 |
 |
 |
|
 |
 |
|
カー用品メーカーとしては、ニューカマーであるシフトアップ。その主力アイテムのひとつが、このラウンジマール(M)。オレンジ/ブラック、ブルー/ブラック、ブラック/グレーの3種類のカラバリがそろう。リバーシブルで裏表の柔らかさが違うので、使い方もいろいろ工夫できる。国産60車種以上に専用モデルが設定されているのもうれしいところ。ちなみにラウンジマール(L)/2万3100円(税/送料込み)もラインアップ。
シフトアップのHPで詳細をチェックしてみよう。
https://www.shiftup-d.jp |
 |
作りもしっかりしてるし、多目的に使えて便利
使いまくりな人には、価格も納得 !? |
オールマイティでクッション性も好印象 |
 |
毎度お馴染みカー用品ガチンコ勝負レポート。今回のお題はシフトアップのラウンジマール(M)―ミニバンやワゴンのラゲッジスペースで使える折り畳みマットなんですな。
多目的マットで、広げたときのサイズは幅128cm×奥行き175cm×厚さ4cm。大人ふたりが並んで横になれるくらいの大きさだ。1500〜2000ccクラスのミニバンやステーションワゴン(のラゲッジスペースやフルフラットにしたシートスペース)に合う。
素材は難燃性のウレタン素材。このテのマットとしては軽くて、質量は3kg。折り畳んだ時のサイズは幅128×奥行き58×厚さ12cmになるので、持ち運びも苦にならない。
あとですね、素材としてかなりクッション性が高くて柔軟なので、じつは軽自動車のラゲッジスペースに広げても使える。軽自動車だとラウンジマールをいっぱいに広げられず、端が少々余るが、柔らかいマットなのでギュッと広げちゃえばしっかりとスペースにフィットしてくれる。
てなわけで“1500〜2000ccクラスのミニバンやワゴンに合う”と前述したが、実際は大型のバンとかじゃない、一般的なミニバン〜ステーションワゴン〜軽バンあたりまで、オールマイティに使えるマットといえる。
とまあ能書きはこのくらいにして、さっそくこのラウンジマールを試してみることに。まず車内で使ったが、ラゲッジスペースに敷いて座ってみたり、シートをフルフラットにした上に敷いて寝てみたり、あるいは後部座席(ベンチシート)に敷いてみたが、マットのクッション性が好印象。
ラゲッジスペースの硬さやシートの凹凸を、ラウンジマールが程よく吸収してくれて、ちょっとしたソファに座ったり寝たりする感触に近い。車内泊する時にはとくによさげ。ラウンジマールの上で睡眠を取ると、たぶん、よりグッスリ眠れると思う。
ちなみに、ラウンジマールはリバーシブルで、表と裏では素材感およびクッション性がけっこー違う。片面は合成皮革で、もう片面がポリエステル生地。合皮側は少々張りがあって水を弾く感触で、ポリエステル生地側は柔らかい布マットという感じ。用途に合わせ使い分けができる。
このリバーシブルの合皮側は、汚れにくそーな素材なので、屋外でも使えちゃうなぁと思い、試してみた。ら、イイ感じっすよコレ。たとえば合皮側が地面に付くように敷いて横になると、前述のようなクッション性があるので多少デコボコした地面でも少々砂利がある場所でもラクに座ったり寝たりできる。また、地べたに付くのは合皮側ーー汚れが付きにくい素材なので、使用後にサッとふき取る程度の手入れで済むのだ。
|
 |
ちょっと高いお値段も使い方次第で…… |
 |
というわけで、車内で使うのもイイんですけど、屋外での利用範囲も広そう。アウトドアレジャー全般に向くとは思うが、たとえば長距離移動の時にこのマットがあると、パーキングエリアの公園地帯とかで横になって疲れを取ったりできそう。秋口なら木陰で大の字になって昼寝ってのもよさそうだ。眠気覚ましにラウンジマールの上でストレッチ体操なんてな使い方もいいかもしんない。
難点をいえば、比較的小さく折り畳める(3つ折り)とは言っても、幅が128cmあるので、車内に収納しておくときにはソレナリの場所を取る。すでにクルマにアレコレと荷物を載せているって人にとっては少々邪魔になる存在かもしれない。
それから、単純にマットとして考えると、お値段が少々お高め? シフトアップからのネット通販価格は1万7850円(税・送料込)となる。
ラウンジマール自体は、クッション感がよく、作りもしっかりしていて、ホントに多目的に使えるあたりは非常に便利だが、マットに2万円近く出すのは……と思う人もいるだろう。逆に、釣りの遠征に出かけまくりとか、クルマでのアウトドアレジャーしまくりな家族とか、仕事柄車内泊を余儀なくされる人にとっては“十分出せる額”となるかもしれない。ま、そのあたりはラウンジマールを使う人次第なんですけどネ。 |
|
 |
 |
アウトドアでも使えるオールマイティさは便利。秋には木陰でお昼寝なんて使い方もできちゃう。 |
|
 |
 |
 |
NAME |
 |
スタパ齋藤 |
 |
PROFILE |
 |
コンピュータ系のライターとして、その方面では大御所となりつつある今日この頃、本質的に物欲を満たすためのライター家業なため「クルマ」というジャンルにも積極進出。本人いわく「ヒミツの配送物にミョーに興奮します!!」と乗り気なのだ。 |
|
|
 |
|