単刀直入・来たモノ勝負 Hands Free Mirror HM-77 ルームミラー型ハンズフリー |
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Hands Free Mirror HM-77 |
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ルームミラー型ハンズフリー |
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取り付けは、本体を純正のルームミラーにかぶせてシガーライターから電源を引くだけ。齋藤さんもいっているように至って簡単。価格はオープンで、今回の購入価格は1万4490円(税込み)。オートバックス、オートテック、ロヂャースなどで購入可能。今回試用してもらった木目タイプ(HM-77)のほかグレーのHM-88もある。 |
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全体的にイイ感じでまとまってる
通話しまくりの人にはオススメ |
イヤホンマイク型は
はっきりいってジャマ |
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毎度おなじみカーグッズのガチンコ試用レポ。今回のグッズはだれもが使うようになったハンズフリーだ。
昨年、道交法の一部が改正されて、運転中の携帯電話使用が罰則の対象となったのはご存じのとおり。クルマ運転中に“ケータイを手に持って通話したりケータイの画面を注視したりする”ことは法律違反になった。
のだが、これ、ハンズフリー通話なら違反じゃない。イヤホンマイク等を使って通話すんのはOKだヨ、と。
てなわけで最近バカ売れ中のハンズフリー方面グッズ。主流はイヤホンマイク型のハンズフリーだ。拙者もイヤホンマイク型を使用中だが、このタイプってハッキリいってジャマですな。使うときはイヤホン装着だし、イヤホンとケータイを結ぶコードが肩から胸のあたりを這うし。そんな違和感を解消してくれそーなのが今回の製品、セルオートのルームミラー型ハンズフリーHMー77だ。
HMー77は、ルームミラーとハンズフリー機器を一体化させた製品。こちらの声は付属のマイクを通して相手に伝わり、相手の声はHMー77背面のスピーカーから聞こえる。電源はシガーライターソケットから取り(12V/24V両対応)、携帯電話への配線も少々要る。使用前にちょいと作業が必要になるわけだが、セットしちゃえばイヤホンを装着する手間もなく、コードにイラつくこともなくハンズフリー通話ができる。
そんなHMー77をさっそく使ってみた。まず取り付けだが、本体をルームミラーに被せるカタチで装着する。後付けのワイド型ルームミラーを装着するのと同じ作業ですな。次に電源兼携帯電話接続用のコードをつなぐ。で、マイク位置や携帯電話位置を決めつつコード類がジャマにならないよう配線。10分もあればサクッとキレイにセットアップできる。
HMー77に接続できる携帯電話は、ドコモ、au、ボーダフォンの主要機種。コネクタは3極・4極にも平型端子にも対応(付属アダプタ使用)なので、まぁ今時のケータイには全対応って感じですな。なお、HMー77を安全&実用的に使うには、携帯電話側に自動着信機能があるとベター。さらに自動終話機能もあればベスト。両方の機能を持つ携帯電話をHMー77と組み合わせて使えば、着信時も終話時も、文字通りハンズフリー。携帯電話に触れる必要がなくなる。 |
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クリアに通話できて
実方品質は十分 |
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HMー77の使用感としてはまず、けっこークリアに通話ができる。本体背面にあるスピーカーからは十分な音量が出るので、大きなロードノイズ等がない限り、聞き取りにくいってことはなさそうだ。マイクをある程度自由な位置に取り付けられるってのもイイ。例えばマイクを運転席上のサンバイザーに取り付けると、こちらの声がよりクリアに相手に伝わる感じ。HMー77にはハウリングやエコーを抑える回路が内蔵されており、それも音声のクリアさにひと役買っているようだが、ともあれ十分に実用的な通話品質があると思う。
なお、HMー77にはスピーカーのミュート機能および外部イヤホン接続端子がある。スピーカーから出る音を止め、イヤホンで聞けるわけですな。同乗者に聞かせたくない会話をするときには便利な機能である。
かなり使えるのがメッセージ録音機能。HMー77では、RECボタンをひと押しすれば最大64秒の“通話内容の録音”ができる。重要な会話・メッセージを録音しておけば、停車後にしっかり聞き直して確認したりメモを取ったりできてナイスだ。
ルームミラーとしては、横幅が約27cmで縦幅が約6cmの平面鏡で、幻惑防止の3層クロームコーティングが施されている。ワイドであり後続車のヘッドライトもさほど眩しくなくて、フツーに便利ですな。
てなわけで全体的にイイ感じでまとまってるHMー77。運転中に通話しまくりな人、イヤホン着けるのウザくてイヤって人にはオススメだ。ただし、本体上部にコネクタ部があるので、ルームミラー上部とルーフの間が狭い車種の場合、取り付けできないこともある。ソコだけ要注意っスね。 |
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ご覧のように違和感なくフィット。取り付けは10分程度。シガライターから電源をとるので、配線の処理はきっちりやっておきたい。 |
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NAME |
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スタパ齋藤 |
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PROFILE |
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コンピュータ系のライターとして、その方面では大御所となりつつある今日この頃、本質的に物欲を満たすためのライター家業なため「クルマ」というジャンルにも積極進出。本人いわく「ヒミツの配送物にミョーに興奮します!!」と乗り気なのだ。 |
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