単刀直入・来たモノ勝負 アース・スタジオ エアアロマ ドライブタイム |
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編集部が勝手に選んで送りつけるカーパーツ&グッズに、意地でもコメントしなければならない勝負系コラム。
開けてみるまでわからないという過去に例のない打ち合わせゼロ企画に敢然と挑む!
来月はフルエアロキットがスタパ家に届くかもしれない…… |
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クルマの中でアロマテラピーをするためのアイテム。たんなる芳香剤とは一線を画するアイテムだ。ドライブの時間がすごくリラックスできるひとときに変わるかも。ディフューザー(本体)+アロマ(3ml)のセットで2415円。アロマをしみこませる交換用のオイルパッド5コ入りが210円。オフィシャルの製品案内ホームページはここ。 https://www.air-aroma.jp/
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クルマのなかでもアロマテラピーできます!!
ナチュラルで上品で本格的な、ナイススメルのアイテム |
毎度おなじみカーグッズのガチンコ試用レポ、今回のブツは「エアアロマドライブタイム」という製品だ。つーかコレ、クルマの芳香剤ですな。
なーんだ車内のニオイ消しか。ま、いいや。使ってみんべ。てなわけでさっそくこのドライブタイムを試用開始。
ドライブタイムはシガーライターソケットに挿すタイプの製品。本体のキャップを開いてアロマオイルを2〜5滴たらし、電源スイッチを入れると車内にホンノリと香りが漂う。要は電熱でアロマオイルを揮発させて車内をナイススメルにするわけだ。
で、コレを数日使ってみたら、ちょいとイイわけですよ。てのはまず、香りがお上品。ホレこのテの製品ってよくあるじゃないスか、確かにクルマん中の独特なニオイは消えるけれど、芳香剤の香りが強すぎで若干“ニオイ酔い”しちゃう、みたいな。
しかし、ドライブタイムでは「ニオイが強すぎ〜」とは感じなかった。
その理由のひとつは、香りの漂い加減である。ドライブタイム本体には電源兼香り調整スイッチがあり、これを切り替えると電源オフ(ほぼ無臭)、ノーマル(通常の香り)、ストロング(やや強めの香り)に調節できる。使用感としては、ノーマルで「ほのかに香りが漂う」、ストロングで「ちゃんと香りが漂う」という感じだ。アリガチな芳香剤のように「香りがキツい」てなアクがない。
もうひとつ、付属のアロマオイルの香りそのものが上品……というかエゲツなくない。ドライブタイムは香り別に5つのパッケージがあり、それぞれラベンダーパイン、ベルガモットオレンジ、ローズマリーユーカリ、ペパーミント、シトラスフレッシュとなるが、どれも至って自然な香り。つまり「いかにも人工的」てなニオイではなくて、ナチュラル。
アロマオイル自体がジンワリと揮発し、香り自体にも違和感がない。ので、上品な印象が残るのだと思う。
ともあれ「これけっこーイイじゃん」と思って、この製品をさらに調べたら、あらま何とほかにも多数の単品アロマオイルが別売されていた。その数50種類以上!! つーかクルマのニオイ消しなのに本格的過ぎ!?
と思ったが、それもそのハズ、ドライブタイムの発売元であるアース・スタジオは、元々アロマテラピー商品の輸入販売をしている会社なのであった。つまりこのドライブタイム、クルマ用のニオイ消しって方向の製品じゃなくて、クルマの中でもアロマテラピーをしましょうヨというスタンス。臭ぇ車内のニオイをごまかすゼ!!てな感じで売られている怒濤ニオイ系芳香剤との違いは、ここいらヘンにあるように思われる。
ちなみに、ドライブタイムで使える別売アロマオイルは、オーストラリアair aroma社製で、100%天然エッセンシャルオイルだそうだ。また、香りにより、リラックス、リフレッシュ、集中など、アロマテラピー特有の効果を得られるんだそうである。
てなわけで、クルマの芳香剤ってなんか臭〜い!!と感じてたり、クルマの中でアロマテラピーした〜いって人にはイイかも。また前述のように使える別売アロマオイルが50種類以上もある=多彩な香りを楽しめるって点で、なんつーか趣味的にも愉快かもしんない。お値段的にはけっこー高いんだが、使う価値アリだ。
ただ、ユーザーによっては面倒だと感じるかもしれない。ひとつは、一度の使用(アロマオイルを2〜3滴たらしてノーマルポジションで使った場合)での香り持続時間が2〜3時間と短いこと。もうひとつは、香り(アロマオイル)を変えるたびに本体内のオイルパッドを交換する必要があること。乗るたびにアロマオイルをポタポタ、香りチェンジ時はパッド交換。けっこー手間がかかる。
また、前述どおり強過ぎない香りが漂う感じの製品なので、「オレっちのクルマん中のヤニ臭さが取れりゃいい!!」てな心意気で使う場合は、ニオイ消し的なパワーが弱いかも。
しかしまあ、車内芳香剤分野でも本格的な製品が出てきたってコトで、選ぶ楽しみが増えて愉快ではある。 |
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スタパ齋藤 |
コンピュータ系のライターとして、その方面では大御所となりつつある今日この頃、本質的に物欲を満たすためのライター家業なため「クルマ」というジャンルにも積極進出。本人いわく「ヒミツの配送物にミョーに興奮します!!」と乗り気なのだ。 |
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