単刀直入・来たモノ勝負 PIAA ACCUR SPORT マルチクリーナーシャンプー・ケイ素系クリスタルコート |
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編集部が勝手に選んで送りつけるカーパーツ&グッズに、意地でもコメントしなければならない勝負系コラム。
開けてみるまでわからないという過去に例のない打ち合わせゼロ企画に敢然と挑む!
来月はフルエアロキットがスタパ家に届くかもしれない…… |
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ACCUR SPORT マルチクリーナーシャンプー・ケイ素系クリスタルコート |
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クリスタルコートが3990円、マルチクリーナーシャンプーは2940円という価格。編集部から齋藤氏にはクリスタルコートが約3500円という購入価格を伝えている。アクールはカー用品店でよく見かけるが、アクールSPORTはまだ少ないようだ。同シリーズで、はっ水ガラスコート&油膜取り(2100円)もあり。
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ボディカラーが非常に鮮やかに蘇る感じ!!
新車の時よりもその表面光沢が増した印象だ |
毎度おなじみガチンコ勝負のカー用品試用レポート。今回のブツは、PIAAが出してる高級カーケアケミカル製品、ACCUR(アクール)……の廉価版!? てな製品だ。名称はACCUR SPORTである。
知る人ぞ知るACCURシリーズはクルマの汚れを落としたり愛車をテカテカに輝かせたりするカーケア用品で、事前処理剤(汚れ落とし)やコーティング剤など各用途向けケミカルが揃っている。
その効果は抜群らしいが、お値段がお高め。コーティング剤1本8000円!! みたいなノリであり、やや手を出しにくい。
ところが、今回扱うACCUR SPORTはコーティング剤が1本3500円前後とお手頃。これに加え、ウワサによると、その効果は元祖(!?)ACCUR並みでかなりイケてるとのこと。安く効果抜群のカーケアができればメッケモン!! てなわけで早速愛車で試していきたい。
今回使うACCUR SPORT製品は、クルマの汚れ落とし用のマルチクリーナーシャンプーと、コーティング剤のケイ素系クリスタルコート。ふたつの製品を順次試すのだ。
まずマルチクリーナーシャンプー。コレ、要はカーシャンプーですな。コンパウンドを含まないので塗装に優しいという触れ込みのシャンプーで、原液を10〜20倍に希釈して使う。
んで、その効果、結論から言えばけっこーイイ感じ。たとえば20倍程度に希釈した場合でも、水あかや油汚れを落としやすい。また、頑固な汚れは原液で洗うとビシッと落とせる。カーシャンプーとしては実力派。
ただ、扱いが若干面倒!? てのは、「洗ったらすぐ水で流せ」という注意事項があるのだ。シャンプーが付いたまま乾いちゃうとシミができる恐れがあるんだそうで。てなわけで、この注意を守りつつ、洗っては流し洗っては流しという作業がやや面倒。だが、洗い流せばシャンプーがサッと落ちてくれる=ボディに残りにくいので、作業が面倒とはいえ、時間がかかるってイメージではなかった。
ボディをキレイにしたら、次はコーティング。前述のケイ素系クリスタルコートを使うわけだが、この製品、まずは「ケイ素系」のコート剤ってコトにご注目。塗装面に油を乗せる一般のワックスとは違い、このコート剤の場合は「ケイ素系化合物が強固に塗装面へと定着」するのだ。要は塗装面にガラス被膜作るようなイメージなので、少量で光沢が得られて効果も長続きするというわけ。またこのケイ素系クリスタルコートは、下地処理とコーティングを同時に行えるので、短時間で処理可能だ。
と、ウンチクはさておき、早速試用。使い方は簡単で、洗車後等でボディが濡れた状態で使う。付属のスポンジにケイ素系クリスタルコートを吹き付け、ボディへムラなく塗り込んでいく感じだ。で、塗れたら水で洗い流して拭き上げれば処理完了となる。なお、けっこー乾きやすいので、狭い範囲ずつ(50cm四方程度)処理していくのが効率的。一気に大きな面積を処理しようとすると、塗り込む前に一部が乾いたりして、ムラができやすい。でもムラになっても重ね塗りして水で流せばムラの部分を消せるから大丈夫なんスけどネ。
てなわけで、作業完了。コーティング作業自体は、ワックスがけよりもサクッと終わる。作業自体も単純だし力もあまり要らない。疲れず、短時間でコーティングを終えられる。
で、凄いのがその効果。塗装面がテカテカになり、ボディカラーが非常に鮮やかに蘇る感じ!! 新車の時よりもその表面光沢が増した印象だ。
そういえば、前にブリスという、やはりケイ素系のコート剤を紹介した。アレも凄かったが、このケイ素系クリスタルコートもブリスに勝るとも劣らない効果と言える。
価格的に手を出しやすいという点はとりわけ秀逸だ。なお、コート後のメリットも大きく、たとえば洗車時に汚れが落ちやすくなり、拭き上げる程度でかなりキてる輝きが蘇ったりもする。こういうコート剤、一度使っておくと後々の手間も減るってわけですな。 |
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スタパ齋藤 |
コンピュータ系のライターとして、その方面では大御所となりつつある今日この頃、本質的に物欲を満たすためのライター家業なため「クルマ」というジャンルにも積極進出。本人いわく「ヒミツの配送物にミョーに興奮します!!」と乗り気なのだ。 |
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