単刀直入・来たモノ勝負 パン・コミュニケーションズ 携帯電話用ハンズフリー装置 UC-500 |
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編集部が勝手に選んで送りつけるカーパーツ&グッズに、意地でもコメントしなければならない勝負系コラム。
開けてみるまでわからないという過去に例のない打ち合わせゼロ企画に敢然と挑む!
来月はフルエアロキットがスタパ家に届くかもしれない…… |
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携帯電話用ハンズフリー装置 UC-500 |
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パン・コミュニケーションズ |
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大型量販店のカーショップに行くと、高確率で見つけることが可能な商品。まぁ、駆け込み需要的な価格設定の感も否めないが、編集部は約1万2800円で入手。見かけのイメージはともかく、スタパ氏の使用感は久々のヒット、という感じ。
製造元お客様相談窓口は フリーダイアル0120-975-867
https://www.pancomm.co.jp/ |
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その実用性においてはダントツ級かも
俺の定番ハンズフリーキットに決定!! |
今回のブツはハンズフリーキット。パン・コミュニケーションズの車載用ハンズフリーUCー500である。
平成16年の11月1日から携帯電話関連の改正道路交通法が施行された。クルマ等の運転中にケータイ使うと交通違反というアレ。具体的には運転中に携帯電話を使うと、3ヶ月以下の懲役か5万円以下の罰金となる。実際は、大型車が7千円、普通車とバイクが6千円、原チャリが5千円の反則金で、行政処分が1点っスね。
実際の取り締まりはかなり厳しい。基本的には運転中にケータイ持って何かしてたら即違反!! てなノリだ。何度か取り締まり現場を見た俺だが、数人の警官がドライバーの挙動を注視し、マジ厳しく取り締まっていた。
ただし、ハンズフリー通話に関してはお咎めナシ。両手と両目を運転のために使えば、まぁ、話しててもいいんじゃないというコトですな。そこで現在売れまくりなのがハンズフリーキット=携帯電話を手に持たず通話できるという製品たちである。
UCー500もそんな製品のひとつだが、ウワサでは手軽に使えるのに音が良く、ハンズフリーキットにありがちなウザさも少ないらしい。ともあれモノは試し。早速試用開始。
まずは取り付け。UCー500は、本体をクルマのヘッドレスト部支柱に取り付ける。シートとヘッドレストが一体型のクルマの場合でも、別売のベルトを使えば装着可能。また、右・左ハンドル両対応なので、ほとんどのクルマに取り付けられる感じ。
またUCー500は電池駆動(単三形アルカリ電池3本使用:1日30分の使用で1年使用可能)で、マイクとスピーカーが本体と一体化している。ので、取り付け時の配線作業は不要。取り付け後、即使用可能だ。取り付け作業的には超楽勝ですな。
使い方も激楽勝で、UCー500本体から出ている携帯電話接続コード(2.5m)をケータイのイヤホンマイク端子につなげば準備完了となる。UCー500はケータイのスピーカーから出る音を感知し自動で電源を入切するので、基本的にはコード接続後、UCー500自体の操作は一切不要。ちなみに、ケータイのイヤホンマイク端子が平型の場合は、付属のアダプタを使えば接続できる。
モノとしてけっこう仰々しい感じのUCー500だが、ラクに取り付けられて使い方も容易であった。が、肝心の通話品質はどーなのか!? てなわけで、実際にクルマを運転しつつUCー500で通話してみた、ら、コレがかな〜りイイ感じなのである。
まず、相手の声が非常によく聞こえる。てのはUCー500、ちょうど耳元にスピーカーが来る感じなんスよ。また、音質もまずまず良く、音量も十分大きめ。
さらにケータイ側の音量を上げれば、わりあいウルサいほどの音量が得られる。なんで、ロードノイズとかけっこーありがちな状況でもクリアに声を聞き取れる。
なおUCー500にはイヤホンも接続可能なので、スピーカーから音を出さずに通話可能=同乗者に相手の声を聞かれたくない場合にも便利。
それから、こちらの声が相手によく伝わる感じ。これは恐らく、マイクの形状とUCー500独自の音声回路によるものと思われる。マイクはフレキシブルアームの先についているが、このアームは自由に曲げられて全長が約37cmある。ので、要は口の真ん前にマイクをセットできるんですな。また、UCー500には「周囲雑音抑制回路」が組み込まれているんだそうで、走行騒音等が相手側に伝わりにくいんだそうだ。
細かいコトはさておき、わりとありがちなハンズフリーキットって、通話時に大きめの声出さないと相手に伝わりにくいって印象がある。が、UCー500の場合はフツーの声で話してもしっかり伝わってる感じだ。
ヘッドレスト部取り付けゆえ邪魔にならず、取り付けや操作も超シンプル。しかも通話品質が意外なほど高かったUCー500。
価格は高いが、その実用性においてはダントツ級かも。俺の定番ハンズフリーキットに決定!! のUCー500である。 |
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スタパ齋藤 |
コンピュータ系のライターとして、その方面では大御所となりつつある今日この頃、本質的に物欲を満たすためのライター家業なため「クルマ」というジャンルにも積極進出。本人いわく「ヒミツの配送物にミョーに興奮します!!」と乗り気なのだ。 |
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