単刀直入・来たモノ勝負 サポートクッションアルファ B-14 エクスジェルバックスエイド ADB-01 |
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編集部が勝手に選んで送りつけるカーパーツ&グッズに、意地でもコメントしなければならない勝負系コラム。
開けてみるまでわからないという過去に例のない打ち合わせゼロ企画に敢然と挑む!
来月はフルエアロキットがスタパ家に届くかもしれない…… |
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サポートクッションアルファ B-14 エクスジェルバックスエイド ADB-01 |
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編集部での購入価格で写真中央のB-14は7140円、写真右のADB-01が3980円。スタパ氏は触れていないが、B-14は大学の研究チームが人間工学に基づき設計した製品で、遠赤外線効果があったり、ストレッチ体操の冊子が付属していたりと、長く使ってみたい感じの製品。後者は製品名のとおりオートバックスグループの専売品だ。 |
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単純で簡単な製品のわりに「ふぅぅぅ〜ん」
ってほど腰がラクだと感じるのだ |
イキナリ送られてきたカーグッズを試用して本音を露呈する本レポート記事だが、今回編集部から送られてきたのは腰痛等解消グッズである。ホレ、運転してると背中や腰が凝ってきたり痛くなってきたりするじゃないスか。ソレを解消するグッズだ。
具体的には2製品、腰の部分に当てて使う小さめのヤツと、腰を中心に背中〜首および大腿部に当てて使う大きなヤツ。てコトで、それぞれを数日使っての実感をお届けする。
まず小さい方。エクスジェルバックスエイドという製品で、クルマのシートの腰部分にセットして使う腰用サポートパッドだ。なんでも、エクスジェルという「ゴムと液体の特性を合わせ持つ超柔軟性合成ゴム」でできたパッドだそうで、話題の低反発ウレタンフォーム等に比べると衝撃吸収力が5〜10倍高い=体への負担をより大きくカットするらしい。体の動きに合わせてあらゆる方向に緩やかに変形する=腰の動きを邪魔しないらしい。なるほど。早速試用。
エクスジェルバックスエイドの使い方は簡単で、本体付属のベルトをシートのヘッドレストにかけるだけ。ヘッドレストから吊して、本体が腰のトコロへ来るようにするわけだ。
使用感はナイス。ありがちな「テキトー感のある腰パッド」よりもずっとよく腰に密着する。
また、密着するが、潰れはしない=ちょうどよい案配で腰を押さえつつ前へ押してくれる。ので、猫背になりにくく、自然に姿勢が良くなる感じである。
意外なのは、単純で簡単な製品のわりに「ふぅぅぅ〜ん」ってほど腰がラクだと感じること。ぶっちゃけ、このテの製品をイマイチ信じていなかった俺だが、効果はしっかりある。
具体的には、高速道路を一時間強以上運転した時、エクスジェルバックスエイドを使ったのと使わないのでは「運転後にクルマを下りてスグの腰の疲労が全然違う」ってコトだ。コレ使うと、クルマから降りた後、何ら違和感ナシに歩き始められる。が、使ってないと「うーんっ」てな感じで腰が凝っていることを感じる。
価格のわりにイイんじゃないでしょうか、この腰用パッド。あとコレ、フツーの椅子で使っても腰がラク。仕事場の椅子等でも使えるってことで、わりと汎用性高いかもしんない。
次に大きい方。サポートクッションアルファという製品で、シートの背面と座面を覆い、腰部と頸椎と大腿裏をサポート。そのサイズが大きく、また低反発ウレタンを多く使っているので少々お高めだが、腰だけじゃなくて腿の裏から背中まで全部ラクにしてくれ、って人にイイかも。
早速試用してみたが、まず、デカいわりには取り付けが容易だ。シート全体を覆うパッドって、ベルトをあちこち通す感じで取り付けがウザかったりする。が、この製品の場合はヘッドレストにベルトを通し、座面と背面の隙間にストッパーを通すだけ。で、けっこーシッカリとシートに固定され、わりかし気分がイイ。
で、実際の使い心地だが、結論から言えば、前述のエクスジェルバックスエイドの倍近い値段がするものの、倍の効果って感じではない。
コレを使うと使わないとでは、たしかに長距離・長時間走行後の足腰背中の疲れが違う。使った方がラク。だが、高価な製品だからすげぇラク!!って程じゃない。フツーにラク、程度。
それからこの製品、腰の部分のサポーターが少々薄め。もーチョイ厚めがイイって人は、そのサポーターのポケットに自分でタオルなんかを詰めて厚みを調整。小さな工夫だが、この値段で「厚みが合わなかったら自分で調整してネ」ってのは、んーむ何となく寂しい気分だ。最初から厚み調整パッドを付けて欲しいかも。
でもまあ、両製品とも使うとたしかに疲れが減る。長時間運転するといつも腰とか痛くて休憩時間に体操必須、てな人は使うとイイであろー。え? オマエはどっちを気に入ったかって!? んー、コストパフォーマンス的にナイスで、大袈裟感もないのに効果ありがちな、エクスジェルバックスエイド、かな、やっぱし。 |
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スタパ齋藤 |
コンピュータ系のライターとして、その方面では大御所となりつつある今日この頃、本質的に物欲を満たすためのライター家業なため「クルマ」というジャンルにも積極進出。本人いわく「ヒミツの配送物にミョーに興奮します!!」と乗り気なのだ。 |
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