車のメンテナンス
更新日:2025.07.13 / 掲載日:2025.07.08
この秋登場のホンダ新型プレリュードにタイプRあり!? 電動スポーツクーペの牙を研ぐか!

2025年秋に24年ぶりの復活が話題のホンダ新型プレリュードに、タイプRが投入される可能性が高まってきた。往年のクーペにホンダの最新電動技術を組み合わせ、スポーツモデルとして磨き上げる計画と見られている。
まずは、標準モデルがこの秋デビューし、その後1年遅れでライトスポーツチューンの「タイプS」を追加。その後に今回取り上げる「タイプR」が登場してくるはずだ。予想デビュー時期は2027年頃になるだろう。
プレリュード「タイプR」のボディは標準仕様より明らかにワイド&ローなシルエットになるはずだ。前後バンパーには大型エアインテークを設け、空力を意識したディフューザーやGTウイングも装着されると言われている。赤バッジを掲げた精悍なマスクは、シビックタイプR譲りの迫力を備えるだろう。
パワートレインは、シビック「タイプR」にも搭載されている2.0L直4ターボエンジンが想定されていたが、欧州などの厳しい排出ガス規制により、ホンダ独自のハイブリッドシステムe:HEVである2モーターのハイブリッドを軸に、ターボエンジンを組み合わせた高出力仕様になる可能性が高い。システム出力は300PSオーバーを狙ってくると予想され、擬似MTフィールを楽しめる新型シフト制御が採用されるという情報もある。アクセル操作に忠実なレスポンスを追求し、単なる燃費重視のハイブリッドとは一線を画すキャラクターになるはずだ。
足回りは専用のスポーツサスペンションと強化ブレーキで武装されるだろう。ワイドトレッド化とボディ剛性の引き上げも視野に入っており、カーブを攻め込める骨格に仕立てられるに違いない。
インテリアにはレッドステッチの入ったバケット風シートや、走行モードに応じて表示が切り替わる専用メーターが備わるはずだ。ステアリングにも「タイプR」のロゴが入り、乗り込んだ瞬間から気分を高めてくれるだろう。
価格帯はおそらく500〜600万円台が予想される。電動化と走りの両立という新しい挑戦を背負う、プレリュード「タイプR」の登場が今から楽しみだ。