車のニュース [2022.04.25 UP]

新車購入必勝ガイド×10【5】アクア

いまや国産モデルに明確なハズレはないが、
できればお得なクルマを狙いたい。
そんな想いに応えるべく、新車購入のプロが選出した
「今、お買い得な10モデル」をピックアップ。
新車選びの参考にしてください。

●解説:渡辺陽一郎

TOYOTA アクア

●価格帯:198万〜259万8000円

ヤリス譲りの基本性能に
快適性&実用性をプラス

 プラットフォームはヤリスハイブリッドと共通だが、ホイールベースはアクアの方が50㎜長く、後席の足元空間も広い。ヤリスの後席は少々窮屈だが、アクアなら快適に過ごせる。インパネ内装も、上質に造り込まれている。
 走りは実用回転域の駆動力もアクアが勝り、ホイールベースの違いもあって、安定性と乗り心地も上まわる。見た目がファミリーカーゆえに、アクアを見くびるユーザーがいるかもしれないが、ハイブリッド性能を含めた実力は、むしろこちらに格上感がある。
 さらに見逃せないのが装備の充実ぶりだ。アクアZの価格は240万円だから、ヤリスハイブリッドZよりも7万6000円高いが、ヤリスにOP設定される100V・1500Wの電源コンセントとアルミホイールを標準装着する。このオプション価格は合計12万6500円だから、差し引きすると、アクアが約5万円は割安という計算も成り立つ。
 アクアは、同じトヨタ車のヤリスハイブリッドと比べても、機能や質感を向上させ、装備も充実させながら価格は安く抑えている。ハイブリッド車はモーターやバッテリーがあるため、ガソリン車よりも割高な価格設定になってしまうが、アクアはそのあたりの価格アップも巧みに抑えている。

【モデルプロフィール】

直列3気筒1.5ℓエンジンをベースにしたハイブリッドのみを搭載するコンパクトカー。プラットフォームを含めて基本部分はヤリスハイブリッドと共通だ。ヤリスよりも居住性に優れていることも特徴になる。

【試乗インプレ】

コンパクトカーは、コストを抑えた足回りと転がり抵抗を低減させたタイヤで乗り心地が硬くなりやすいが、アクアでは不満をあまり感じない。売れ筋グレードには新しく開発されたバイポーラ型ニッケル水素電池が使用され、実用回転域を中心に、動力性能にも余裕を感じることも美点だ。

主要諸元(Z 2WD)
●全長×全幅×全高(㎜):4050×1695×1485 ●ホイールベース(㎜):2600 ●車両重量(㎏):1130 ●パワーユニット:1490㏄直3DOHC(91PS/12.2㎏・m)+モーター(59kw/141Nm) ●トランスミッション:電気式CVT ●WLTCモード総合燃費:33.6㎞/ℓ ●ブレーキ:ベンチレーテッドディスク(F)リーディングトレーリング(R) ●サスペンション:マクファーソンストラット式(F)トーションビーム式(R) ●タイヤ:185/65R15

【オススメグレード】Z 2WD

買い得に感じるのは最上級のZだ。ZはGにオプション設定されるアルミホイールやバイビームLEDヘッドランプなどを標準装着して、ディスプレイオーディオの画面も10.5インチに拡大される。装飾類も上級化され、ZはGに総額22万円相当の装備を加えながら、価格上昇は17万円。コスパ面でも優れる。

内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

内外出版/月刊自家用車

オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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