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更新日:2019.09.06 / 掲載日:2019.08.25
アウディ、R8 クーペ/スパイダーをマイナーチェンジと同時に限定車を設定
アウディ ジャパンは8月24日、フラッグシップスポーツモデル「R8 クーペ/スパイダー」をマイナーチェンジするとともに、R8 クーペに限定車「R8 デセニウム」を設定し、同日から予約注文の受け付けを開始した。限定車を含めた全モデルの納車時期は12月以降(順次)を予定している。
今回のマイナーチェンジでは、エクステリアデザインを刷新し、フロントは上部に細いスリットを備えたロー&ワイドになったシングルフレームグリル、2分割したパンパーサイドのエアインレット、リヤはボディ幅いっぱいに広がったエアアウトレット、楕円形の大型エキゾーストパイプが特徴的な大胆なデザインのリヤディフューザーを採用した。2種類の仕様があった自然吸気の5.2L V10DOHCエンジンは、1種類にするとともに最高出力を向上させて、アウディの市販モデルとして過去最高の最高出力620PSを発揮している。
装備では、ライトはフロント、リヤともにLEDライトを標準装備し、ダイナミックターンインディケーター、フロントには60km/h以上での走行時に点灯して夜道での安全性を高めてくれるレーザーハイビームを搭載している。足回りは、カーボンファイバーセラミックブレーキ、新デザインの20インチアルミホイールを採用している。
限定車「R8 デセニウム」は、R8の自然吸気の5.2L V10DOHCエンジン搭載モデルが今年で10周年を迎えることを記念したモデルで、車名の「デセニウム」はラテン語に由来する言葉で「10年」を意味している。R8 クーペの「V10 パフォーマンス 5.2 FSI クワトロ S トロニック」の左ハンドル車をベースに、エクステリアはデイトナグレーマットエフェクトのボディカラー、ハイグロスブラックスタイルパッケージ(グロスブラックのフロントスポイラー、サイドシル、ディフューザーなど)、ブラック仕上げのアウディエンブレム、マットブロンズの20インチアルミホイール、マットブロンズのインテークマニホールド、インテリアはダイヤモンドステッチを施した電動調整機能付きファインナッパレザースポーツシート、グロスカーボンのデコラティブパネル、アルカンターラヘッドライニング、Bang&Olufsenサウンドシステム(550Wのアンプ、13個のスピーカー)、表面に特殊な粉末を使用して数千分の1mm単位で粗面化処理を施したグロスカーボンファイバー仕上げのデセニウムのロゴなど、多数の特別装備を採用している。全世界222台限定で、日本は10台限定(予定)となっている。
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