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更新日:2018.10.05 / 掲載日:2018.04.20
日産、商用EVモデル「e-NV200」の一部仕様を変更して発売
一部仕様を変更した商用EVモデル「e-NV200」
日産は4月19日、商用EVモデル「e-NV200」の一部仕様を変更し、注文の受付を開始した。発売は12月の予定。e-NV200は、商用車としての積載性の高さ、使い勝手の良い運転席周り、EVならではの力強い加速と静粛性を備えた商用EVモデル。
給電機能の「パワープラグ」(100Vコンセント)により外出先でも電気製品が使用でき、走る蓄電池としてもビジネスシーンで利用できる。「EVパワーステーション」の設置で、電気をオフィスや店舗などへ供給することも可能となり、停電時や非常時などのバックアップ電源としても活用できる。今回の仕様変更は、40kWhの大容量バッテリーの採用により、航続距離が300km(JC08モード)を実現したのが大きな変更点だ。
40kWhの大容量バッテリーの採用により、航続距離が300km(JC08モード)を実現したのが大きな変更点
全車にコンセント2個を備える「パワープラグ」を標準装備
バッテリーは、バッテリー容量の低下抑制や耐久性の向上などが図られ、高寿命化を実現。これにより、保証を従来の5年10万kmから8年16万kmへと延長している。車両に標準装備している普通充電器を、従来の3kWから6kWへ変更。オフィスや店舗などで6kW普通充電器を導入することで、40kWhの大容量バッテリーでも従来と同等の約8時間で満充電が可能となる。
全車にコンセント2個を備える「パワープラグ」を標準装備。バッテリー容量が40kWhに増えたことにより、「パワープラグ」の1000Wでの使用時間を、従来の約8時間から約15時間へと延長している。
e-NV200
車両に標準装備している普通充電器を、従来の3kWから6kWへ変更
そのほかの変更点は、全車にオートライトシステムを標準装備。ワゴンではEV専用NissanConnectナビゲーションシステム(地デジ内蔵)の利便性や操作性を向上させて、DVD再生機能、ミュージックボックス機能、多彩なタッチ操作への対応などを実現する。
UVカット断熱プライバシーガラス(スライドドア、リヤサイド、バックドア+スライドサイドウインドウ)をルートバンを除くバンに標準装備としている。ボディカラーは、新色の「エクセレントブルー」を追加するなど、全5色をラインナップする。
メーカー希望小売価格は、395万4,960円~476万2,800円(税込)