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更新日:2018.11.18 / 掲載日:2018.03.26
フォルクスワーゲン、中国で新型「トゥアレグ」を発表
中国北京市で発表された新型「トゥアレグ」
フォルクスワーゲンは3月23日、中国北京市において、新型「トゥアレグ」を発表した。トゥアレグは、フォルクスワーゲンブランドの最上級SUV。先代の2代目トゥアレグは2010年春、ジュネーブモーターショー2010で発表された。3世代目となる今回の新型トゥアレグは、プレミアムクラスSUVの頂点を目指して開発された。
プレミアムクラスSUVの頂点を目指して開発された
今回のフルモデルチェンジは、現行型のデビューから8年が経過したころに実施。中国北京市での発表となった。歴代モデルで初めて、トゥアレグの最大市場である中国が発表の場に選ばれている。3世代目となる新型は、軽量化を追求しており、先代モデルとの比較で、最大106kgの軽量化を実現する。これは、車両全体の48%にアルミ素材を導入した結果といえる。
先代モデルとの比較で、最大106kgの軽量化を実現
リアにはシーケンシャルウインカーを採用する
エクステリアは、大型のフロントメッキグリルを採用したほか、最新のLED技術が導入されたヘッドライト、リアにはシーケンシャルウインカーを採用する。また、新型モデルは、先代モデルに対して、ボディサイズを拡大。ワイド&ロング化されたボディのおかげで、室内空間が拡大されている。荷室容量も、先代モデルの697リットルから810リットルに拡大。オプションで電動トノカバーが選択できる。
欧州向けのパワートレーンは、発売当初では2種類のV型6気筒ディーゼルエンジンを用意。最高出力は、231psと286psとなる。その後に、最高出力340psのV型6気筒ガソリンエンジンと、最高出力421psのV型8気筒ディーゼルエンジンを追加する予定だ。