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更新日:2018.11.17 / 掲載日:2017.11.08
マセラティ、大幅変更した「ギブリ」の2018年モデルを発表
大幅に改良を施した「ギブリ」の2018年モデル
マセラティ ジャパンは11月7日、大幅に改良を施した「ギブリ」の2018年モデルを日本で発表した。ギブリは、2013年の発売以来、全世界で7万台以上というマセラティ史上最高の販売実績を達成したモデル。今回の仕様変更では、2017年モデルのクアトロポルテで導入をしたグランルッソとグランスポーツの2種類のトリムオプションを設定したのが特徴だ。安全装備では、先進運転支援システム(ADAS)を、レベル2に引き上げるなども行っている。
また、2017年にクアトロポルテに採用したトリム戦略をギブリにも展開。2種の特徴的なトリムオプションのグランルッソとグランスポーツを新たに導入している。両モデルとも独創的なデザインを採用し、マセラティの真髄とも言えるエレガントでスポーティな世界観を表現している。
エルメネジルドゼニアのシルクとレザーのコンビネーションインテリアを採用する
安全装備では、先進運転支援システム(ADAS)を、レベル2に引き上げている
「ギブリ グランルッソ」は、エクステリアデザインの完成度を高めるだけでなく、エルメネジルドゼニアのシルクとレザーのコンビネーションインテリアを採用するなど、インテリアにおいてもラグジュリーさを追求している。
「ギブリ グランスポーツ」は、精悍さをアピールするエクステリアデザインを採用し、ピアノブラックトリムやスポーツシートなど魅力的なインテリア装備とともにマセラティに息づくレーシングへの情熱を表現しているという。
ギブリ グランロッソとギブリグランスポーツは、すべてのエンジンモデルにラインナップされる。また、エクステリアは、マセラティでは初となるグレアフリーのマトリクスハイビーム技術を採用したアダプティブフルLEDヘッドライトを装備する。
Ghibli GranSport
傑出したパフォーマンスと安全性を両立する車両統合制御システム「IVC」を搭載
新型ギブリは、エアロダイナミクスも強化され、Cd値を0.31から0.29に改善。空力性能が7%向上し、卓越したスポーツ性能を向上させている。フラッグシップモデルである「ギブリS」と「ギブリS Q4」では、前年度のモデルと比較して、最高出力20ps、最大トルク30Nmを向上させている。最高出力430ps、最大トルク580Nmがもたらす圧倒的な加速性能と、286km/hという最高速度を実現する。0-100km/h加速は、ギブリSでは4.9秒、Q4インテリジェントAWDシステムを搭載したギブリS Q4ではわずか4.7秒という。
そのほか、走行安定性とドライビングダイナミクスを引き上げ、傑出したパフォーマンスと安全性を両立する車両統合制御システム「IVC」を搭載。マセラティ初の試みとなる電動パワーステアリング(EPS)は、シャープなハンドリングを実現し、優れた操作性と快適性を実現する。オプションとして設定可能な最新の先進運転支援システム(ADAS)は、既存の機能に加えて、レーンキープアシスト(LKA)、アクティブブラインドスポットアシスト(ABSA)、交通標識認識(TSR)などのアクティブ機能を装備する。
メーカー希望小売価格は、ギブリが935万円~1,176万円(税込)、ギブリ グランルッソ/ギブリ グランスポーツが1,070万円~1,300万円(税込)