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更新日:2018.11.07 / 掲載日:2017.03.29
アウディ、新型「R8スパイダー」の受注を日本で開始

高性能モデルとなる「R8スパイダー」の新型モデル
アウディは、高性能モデルとなる「R8スパイダー」の新型モデルの受注を、3月28日から日本で開始した。発売は7月上旬になる。今回2代目の登場となったR8スパイダーは、2010年10月に登場して以来、約6年半ぶりのフルモデルチェンジとなる。新型モデルは、R8クーペと同様に、ボディサイドのエアインテーク部にサイドブレードを装着。ミッドシップ スポーツであることを印象付けるデザインに仕上げている。また、LEDリヤコンビネーションライトの間にハニカムグリルを装着することで、クーペとの差別化を図っている。

ドライバー中心に設計されたコクピットは、「アウディ バーチャル コックピット」を標準で装備
ドライバー中心に設計されたコクピットは、「アウディ バーチャル コックピット」を標準で装備。メーターパネル内に設置された12.3インチのTFTディスプレイに、スピードメーターやタコメーターのほか、ナビゲーション システムなど多様な情報が表示できる。

油圧電動式で開閉するソフトトップは、遮音性に優れたクロス製を採用
油圧電動式で開閉するソフトトップは、遮音性に優れたクロス製を採用。フレームにはアルミニウムと鋳造マグネシウムを採用し、トップコンパートメントカバーをCFRP製とすることで、約44kgの軽量化と強度の両立を実現する。開閉に要する時間は約20秒。50km/h以下の走行なら、走行中の開閉も可能となる。フレームは、アルミとカーボンファーバー強化プラスチックを組み合わせて軽量化を図った「アウディ スペース フレーム(ASF)」を採用。ねじれ剛性は、先代モデルと比較すると50%向上している。

50km/h以下の走行なら、走行中の開閉も可能となる
エンジンは、5.2リッターV10自然吸気を搭載。最高出力はクーペの610psより下回り540psとなる。トランスミッションは、7速Sトロニックトランスミッションが組み合わされる。駆動方式は、新開発のquattroフルタイム4WDシステムを搭載。電動油圧多板クラッチは、運転状況に応じて駆動トルクを自動で分配し、状況に応じて前輪や後輪へ100%のトルクを伝達することも可能。なお、ステアリング位置は、左右用意される。
メーカー希望小売価格は、2618万円(税込)