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更新日:2018.11.20 / 掲載日:2015.10.16
スズキ、新型「エスクード」を発売
コンパクトSUV「エスクード」の新型モデル
スズキは10月15日、コンパクトSUV「エスクード」の新型モデルを発売した。新型エスクードは、ハンガリーの「マジャールスズキ」で生産され、日本市場では輸入販売となる。
新型エスクードは、2013年9月に開催されたフランクフルトモーターショーに出品されたコンセプトモデル「iV-4」がベースモデル。2014年8月のパリモーターショーで新型「ビターラ」として初公開された。2015年1月からマジャールスズキでの生産がスタートしており、すでに欧州では販売が開始されている。
エンジンは、スイフトシリーズの「スイフト スポーツ」などで採用する1.6リッター直列4気筒DOHC の「M16A」を搭載。トランスミッションは、新開発の6速ATが組み合わされる。スペックは、最高出力86kW(117ps)、最大トルク151Nmを発生。アイドリングストップシステムの搭載、ボディの空力性能の向上や軽量化などにより、JC08モード燃費は2WDモデルで18.2km/l、4WDモデルで17.4km/lを実現する。
シンプルなライン構成のインパネでSUVらしさを表現
ミリ波レーダー方式による衝突被害軽減システムである「レーダーブレーキサポートII」を搭載
エクステリアは、すでに新型ビターラとして公開された、同社伝統の「クラムシェル形状のボンネットフード」、「フェンダーガーニッシュ」を踏襲。安定感を強調する前後バンパーやメッキタイプのフロントグリルなどで力強さをアピールし、LED仕様のヘッドライトやフロントバンパー内のイルミネーションランプなどで先進性を表現した。
ボディサイズは、全長4175mm、全幅1775mm、全高1610mm。ボディカラーはブラックの2トーンルーフを持つ新色「アトランティスターコイズパールメタリック ブラック2トーンルーフ」など、全4種類をラインナップ。
インテリアは、シンプルなライン構成のインパネでSUVらしさを表現。インパネ中央には丸形デザインのエアコン吹き出し口と並べてアナログ時計を配置した。メーターパネルは、大型2眼式で視認性を高め、中央に平均燃費などの情報を表示するマルチインフォメーションディスプレイを設置した。先進装備では、ミリ波レーダー方式による衝突被害軽減システムである「レーダーブレーキサポートII」を、内容を進化させて全車標準装備とした。
なお、この新型エスクードの発売後には、従来モデルとなる2.4リッター直列4気筒エンジン搭載車は「エスクード 2.4」と車名を変更して販売を継続する。エスクード 2.4は、車名以外に変更はない。
新型エスクードのメーカー希望小売価格は、212万7600円(税込)~234万3600円(税込)