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更新日:2018.11.12 / 掲載日:2015.07.23
メルセデス・ベンツ、「AMG スポーツモデル」の第一弾を発売
AMGスポーツモデルの第一弾モデル「C 450 AMG 4MATIC」
メルセデス・ベンツ日本は7月21日、「AMG スポーツモデル」の第一弾となる「C 450 AMG 4MATIC」を日本で発表し、受注受付を開始した。発売は9月を予定している。
AMGスポーツモデルとは、Mercedes-AMGが専用開発した高出力V6エンジンと、パフォーマンス志向の四輪駆動システム「AMG 4MATIC」を搭載した。Mercedes-AMGの新しいコンセプトモデル。高レベルの走行性能を実現するAMGテクノロジー、モータースポーツを想起させるエモーショナルなAMGサウンド、スポーツマインドを刺激するAMGデザインが特長として挙げられる。AMGスポーツモデルの第一弾モデルが、C 450 AMG 4MATICとなる。
エンジンは、専用開発となる高出力のV6エンジンを搭載
エンジンは、専用開発となる高出力のV6エンジンを搭載。最高出力270kW(367ps)、最大トルク520Nmを発生。0-100km/h加速はわずか4.9秒という。 最大圧力200barのピエゾインジェクターとスプレーガイド式燃焼システムによって、常に最適な燃焼状況を作り出し、クランクケースとシリンダーヘッドをアルミニウム製にすることで軽量化を実現している。シリンダーウォールには摩擦低減と高強度を実現するNANOSLIDE加工を施している。
四輪駆動システム「AMG 4MATIC」は、高性能エンジンのパワーを四輪に最適に配分するシステム。Cクラスとしては初めての搭載となる。駆動力の変動によるステア特性の変化が少ないため、直線でもコーナーでもドライバーの意図するままに正確に路面をトレースするという。
ブラックデュアルツインエグゾーストエンドなどを採用
C450 AMG 4MATIC StationWagon
エクステリアデザインは、シングルルーバー付ダイヤモンドグリルを採用
エクステリアデザインは、シングルルーバー付ダイヤモンドグリル、AMGトランクリッド スポイラーリップやブラックデュアルツインエグゾーストエンド、ハイグロスブラック19インチ AMGツインスポークアルミホイールなどを採用する。アクセントとして、フロントスポイラーやフロントグリルのルーバー、 リアディフューザーなどにハイグロスブラックを採用。エンジンカバーにはレッドのVラインを施し、スポーティさを強調している。
ハイテク装備として、「ディストロニック・プラス」を採用
そのほか、レーダーセンサーにより先行車を認識して、設定速度の範囲内で車間距離を適切に維持して追従するだけでなく、先行車が停止した場合は減速して停止する渋滞追従機能を備えた「ディストロニック・プラス」を採用。ドアミラーの死角範囲をレーダーによってモニターして危険性を警告する「ブラインドスポットアシスト」、ドライバーの疲労や不注意による走行車線の逸脱をステアリングを微振動させてドライバーへ警告する「レーンキーピングアシスト」などを含む先進の安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」を標準で装備する。
セダン、ステーションワゴンともに左ハンドル仕様。メーカー希望小売価格は、セダンが863万円(税込)、ステーションワゴンが943万円(税込)となる。