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更新日:2025.06.18 / 掲載日:2025.06.17

新型リーフに期待できるこれだけの理由【日産】

文⚫︎ユニット・コンパス 写真⚫︎日産

 電気自動車が特別な存在でなくなる。それが真の意味で電気自動車が普及するということなら、新型リーフの登場で、それに大きく近づくことになりそうです。ここでは、6月17日21時にワールドプレミアされた、新型リーフに関する情報をお伝えします。

電気自動車としてすべての機能がレベルアップ

日産 新型リーフ(北米仕様)

 日産によれば、3世代目となる新しいリーフは、これまで以上に普通のクルマとして使えるよう開発に力を入れたといいます。初代、そして2代目と着実に実力を磨いてきたリーフですが、従来のガソリン自動車の代わりになるかといえば、その使い道は限定的だったと言わざるを得ません。もちろん、電池のコストなどを考えれば、やみくもに電池をたくさん搭載するよりも、使用用途を日常+アルファ程度に設定したコンセプトは理解できます。しかし一般ユーザーの視点からすると、やはりもっと便利であってほしい、普通のクルマとして使える航続距離や使い勝手を備えていていてもらいたいというのが本音ではないでしょうか。

走行可能距離は600km! バッテリー温度管理で電費も改善

日産 新型リーフ(北米仕様)

 日産は、3代目リーフを開発するにあたり、一充電あたりの走行距離のターゲットを600kmとしました。これは市場調査でほとんどのユーザーは「これくらいは走行距離が欲しい」という数値を上まわるものだとのこと。たしかに、片道200 kmの距離を往復してまだ余裕があると考えれば、納得のいくスペックです。

 また、電気自動車のデメリットである、気温や使用環境によって航続距離が大きく左右される問題についても、新型では改良されています。

 電池を理想的な温度に保つための機能を搭載し、ナビゲーションとも連携することで、状況に応じた温度管理を行うシステムが搭載されています。たとえば、ナビのルートから負荷を逆算したり、充電を予定している場合には、それに向けて温度を自動的に整えるといった賢いシステムです。これにより実際の使用環境における電費が大幅に改善されているということです。

空気抵抗の少ないエアロフォルムと床下の工夫

日産 新型リーフ(北米仕様)

 大幅な走行距離の伸長と電費の改善を実現させるために、モーターを中心とするパワートレインに加えて、空力面での工夫が大きく影響しています。

 従来のリーフはハッチバック的なデザインでしたが、新型ではスタイルがSUVルックのクロスオーバーデザインに変更されました。これによりルックスがトレンドのSUV的なものになったことに加えて、空気抵抗も改善。デザイナーとエンジニアがクレイモデルをミリ単位で調整したというこだわりのデザインです。さらに床下はレーシングカーのようにフラットに作られていて、空気がスムーズに流れるようになっています。

 これにより、日本仕様のCd値は0.26と非常に優秀。高速走行時の電費アップに貢献しています。風切り音も少なくなるため、ロングドライブでの快適性もアップしていることでしょう。

夏の暑さから車内を守るハイテクガラスルーフを採用

日産 新型リーフ(北米仕様)

 新たに追加された装備のなかで注目してもらいたいのが、日産初採用となる調光パノラミックガラスルーフ。スイッチひとつで、透明からブラインド状態に瞬時に変わるハイテクアイテムです。

 これを装着すると、室内が開放的な雰囲気になるだけではなく、頭上空間にも15mmほどのゆとりが生まれます。さらに、太陽光に含まれる赤外線を反射させる機能が備わっているため、非装着車に比べて夏場の車内温度を下げる効果もあるとのこと。これによって冷房を弱くしても快適でいられるため、走行距離も落ちなくなります。セットオプション的な導入になりそうですが、ぜひ前向きに装着を検討すべきでしょう。

最新のインターフェイスと先進安全技術を搭載

日産 新型リーフ(北米仕様)

 クルマとしての快適性や走らせているときの心地よさにつながる車体骨格やサスペンションも進化しています。

 新型リーフでは、アリアに採用される基本骨格をアレンジして使用。アリアは日産の電気自動車のフラッグシップモデルで、走りの質感にもこだわったモデルです。これを使うことで、ボディ剛性は一気にレベルアップしています。

 また、リアサスペンションの構成もアリアと同じマルチリンク。操縦安定性と乗り心地の良さを、これまでよりも高いレベルで両立させたと日産は胸を張ります。

日本発売は2025年中! 気になるのは価格

日産 新型リーフ(北米仕様)

 日産から発表された内容を確認すると、たしかに新型リーフの実力はかなりのものに仕上がっていることが想像できます。まずは北米仕様が発売となり、その後日本市場向けモデルも2025年中に導入されるとのことですから、そう遠くないタイミングで日本でも受注を開始することが想像できます。

 気になるのはやはり価格でしょう。すべての要素が大幅にレベルアップしている新型リーフですが、昨今の情勢を考えれば価格アップは間違いないところ。問題はどれくらいの価格帯となるのか。日産は、リーフを特別なクルマではなく、新時代のスタンダードカーと考えているそうですから、価格帯も一般ユーザーが手の届くものとなっていることを期待します。

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