車のニュース
更新日:2025.06.12 / 掲載日:2025.06.12
三菱「eKクロスEV」など4万台超リコール、意図しない加速をするおそれ
三菱は6月12日、制動装置(ブレーキマスターシリンダー)に不具合があるとして、三菱「eKクロスEV」、日産「サクラ」の計2車種 41,134台(2022年5月~2023年3月)のリコールを国土交通省に届け出た。

国交省によると、ブレーキマスターシリンダーにおいてピストン形状が不適切なため、ブレーキオートホールド機能、およびヒルスタートアシスト機能解除時に、ピストンが正規位置まで戻らず、ブレーキを引きずることがある。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、アクセルペダルを離した際に、意図した以上に減速することがある。また、加速しないことでアクセルペダルを踏みこむ時があり、最悪の場合、走行中にブレーキの引きずりが解消すると、意図しない加速をするおそれがあるという。
これについて、ユーザーから240件の不具合報告が寄せられており、人身事故が1件、物損事故が1件発生している。
問い合わせは、三菱 お客様相談センター(TEL 0120-324-860)まで。


三菱 公式HP:
https://www.mitsubishi-motors.co.jp/
日産 公式HP:
http://www.nissan.co.jp/
【あわせて読みたい】