車のニュース
更新日:2025.02.04 / 掲載日:2025.02.04
スズキ 新型「ジムニーノマド」約5万件殺到で注文停止 ネットも驚きの声
スズキは2月3日、新型「ジムニーノマド」の注文受付を一時的に停止すると発表した。
先行展示会やイベント展示も中止に

スズキによると、2月3日時点で当初の月間目標販売台数(1,200台)を大きく上回る約5万台の注文が殺到。この状況を鑑み、注文の一時停止を決定したという。
公式HPでは、「ジムニー ノマドは、多くのお客様から大変ご好評いただき、生産能力を大幅に上回るご注文をいただきました。つきましては当面ご注文を停止させていただきます。ご注文再開につきましては、今後の生産状況等を踏まえ、改めてご案内申し上げます。ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」とアナウンス。また、既に注文を受け付けた車両については、「1日でも早くお届けできるよう、継続して対応に努めてまいります」としている。
なお、今回の注文一時停止を受け、全国のショッピングモールで予定していた先行展示会並びにイベントでの展示も中止となった。
1月30日に発表されたジムニーノマドは、2023年にインドで発表・発売。国内で販売されるジムニーシリーズでは初となる5ドアモデルとして、フロンクスに続く“逆輸入”を果たした。同シリーズが長年にわたり培ってきた悪路走破性はそのままに、ホイールベースの延長などを施して後席の居住性・快適性アップを実現。4月3日発売が予定されていた。
予想以上の人気にネットも驚きの声
今回の発表を受け、ネットでは「大人気となるのは想像していたけど、予想以上の人気で驚いています」といった驚きの声や、「ラダーフレームによる高剛性のクロカンが200万円台で買えるのだから、ファミリー層が欲しい気持ちもわかる」と人気の理由を分析する意見が。また、実際に注文したという人からは「話を聞いたら、2年待ちと言われて、もう即決するしか無い状態でした」といった声も挙がっていた。
このほか、「5万台のうち本当の意味で一般の個人のお客はどれだけいるんだろうね 転売ヤーモドキが大半を占めている気がする」と価格高騰を見込んだ転売目的の購入を危ぶむ意見も見られた。