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更新日:2025.01.22 / 掲載日:2025.01.22
トヨタ「アルファード」「ヴェルファイア」約43万台リコール 走行中エンストのおそれ
トヨタは1月22日、発電機(オルタネータ)に不具合があるとして「アルファード」「ヴェルファイア」の計2車種434,520台(2014年12月~2023年4月)のリコールを国土交通省に届け出た。
なお、両車種の一部車両については、燃料装置の不具合も別途届け出がされている。
トヨタ 「ヴェルファイア」など8車種5万4000台リコール 燃料ポンプに不具合 >>

国交省によると、オルタネータのクラッチ付プーリーについて、エンジン振動に対する耐久性の検討が不十分なため、長時間のアイドリングや特定のエンジン回転での走行を繰り返すと、内部のクラッチが摩耗し破損することがある。これによって異音や充電警告灯が点灯し、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、走行中エンストするおそれがあるという。
この不具合について、ユーザーから124件の不具合報告が寄せられていた。なお、事故は発生していない。

また、ボンネットのモールディング(装飾部品)についての不具合も届け出があり、取付構造の検討が不十分なため該当部品が変形し、亀裂や緩みが生じることがある。そのままの状態で使用を続けていると、脱落のおそれがあるという。
この件については、11件の不具合報告がユーザーから寄せられているが、事故は発生していない。
問い合わせは、トヨタお客様相談センター(TEL 0800-700-7700)まで。

オルタネータについての改善箇所説明図

ボンネットモールディングについての改善箇所説明図

トヨタ 公式HP:
https://toyota.jp/
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