車のニュース
更新日:2024.11.01 / 掲載日:2024.11.01

《ディーラー直撃! 納期情報》アルファード、ランクル、ジムニー…いつ買える?

アルファード&ヴェルファイアはいつ注文できる?

昨年よりは改善したとはいえ、いまだに人気モデルを中心に納期遅れが続いているが、ここにきて改善の兆しが出てきている。あの人気モデルはいつ注文できるのか? ディーラー取材で判明した最新事情をお伝えしよう。

●解説:渡辺陽一郎

ディーラー攻略の達人が指南!

渡辺陽一郎:販売現場の事情に詳しいカーライフ・ジャーナリスト。クルマは高額な買い物だという、現実に即したシビアな視点が特徴だ。

注文受付再開間近か? 人気モデル、最新リポート

トヨタの人気モデルは年末あたりから正常化も
一度発売されながら受注を停止したり、納期が長期化した車種として、トヨタではまずランドクルーザーシリーズがある。
販売店では「70、250、300ともに、販売会社の割り当て台数を使い切り、今は受注を停止している。再開時期は不明」という。この内、250は、定額制カーリースのKINTOを使うと10か月以内に納車できる。ただし契約期間を満了すると車両を返却せねばならず、ユーザーの所有にする買い取りはできない。
さらにトヨタはミニバンでも受注停止中の車種が多い。販売店では「アルファード、ヴェルファイア、ノア、ヴォクシーは注文が増えて受注を停止した。再開するのは2025年で、そのタイミングで改良を実施する可能性も高いようです」としている。ちなみに前述したKINTOでも、現時点でこの4車は扱っていない。通常通り購入できるミニバンはシエンタのみだ。

シビックタイプRは正常化はまだまだ先
日産ではフェアレディZとGT‐Rが受注を止めている。取材した販売店では以下のように話してくれた。
「フェアレディZは2022年の発売後、ほとんど受注できておらず、納車のみを行っている状況。納車が済んだ段階で受注を再開するが、短期間で停止する可能性がある。GT‐Rも生産規模が限られ、販売は抽選で行っている。2024年の抽選は春に実施され、基本的に前年の抽選に漏れたお客様を対象に行った」。
ホンダはシビックタイプRの受注が停止中。販売店では「現在は受注を止めて生産と納車を行っている。キャンセル待ちのお客様も多く、いつ購入できるか分からない。生産を終えるまで買えないかも知れない」という。またフリードもe:HEVエアーEXの納期は約9か月と相当長い。「e:HEVエアーEXの販売比率が想定以上に高く、納車が遅れている」のが原因らしい。

TOYOTA アルファード&ヴェルファイア

一部改良に合わせて注文再開されるはず

2025年の早い段階で、一部改良が実施される可能性が高く、そこでセカンドベンチシートの7人乗り仕様が導入されるだろう。相当なユーザーが待っているので、のんびりしていると再びオーダーストップに巻き込まれしまうかも……。

TOYOTA ランドクルーザー250

月販基準台数は多め来年には再開の動きがありそう

300と同様にオーダーストップが続いているが、KINTO経由では10か月ほどで納車が期待できるなど絶望的な状況ではない。月当たりの月販基準台数(2250台/月)もそれなりの数になるので、来年には注文再開になる可能性は高そうだ。

HONDA シビックタイプR

オーダーストップは来年も続く公算が高い

あまりにも有名なタイプRゆえに、いまだに相当な受注残が残っている模様。販売店サイドも正直お手上げという状態のようだ。ちなみにキャンセル待ちの列に並んでいる熱烈なユーザーも相当多いという。中古車市場でも価格が暴騰している。

SUZUKI ジムニー/ジムニーシエラ

欲しいならまずは注文をすべし!

月刊自家用車の値引きアルバムでも納期は7か月以上としているが、これより短い期間で納車されたユーザーも多いようだ。カスタム系からの業販需要が高いこともあって、この先も納期の目安は縮まらないはず。素直に列に並ぶことをオススメしたい。
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内外出版/月刊自家用車

ライタープロフィール

内外出版/月刊自家用車

オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。

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