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更新日:2018.11.30 / 掲載日:2014.11.26
【フォルクスワーゲン】ゴルフR初のステーションワゴン「ゴルフRヴァリアント」を公開2015
ユニット・コンパス/Goo-net編集部
フォルクスワーゲンのゴルフシリーズの「ゴルフ R ヴァリアント」が、アメリカのカリフォルニア州で11月18日から30日にかけて開催された「ロサンゼルス モーターショー」で世界初公開された。「ゴルフ R ヴァリアント」は「ゴルフ R」シリーズ初となるステーションワゴンで、コンパクトクラスではもっともスポーティなオールラウンドモデルとなる。ヨーロッパでの発売は2015年春、日本上陸時期は未定。
ゴルフ R ヴァリアントに搭載されるパワートレインは、3ドアおよび5ドアハッチバックのゴルフRと同様で、最高出力300ps/5500~6200rpm、最大トルク38.8kg-m/1800~5500rpmを発生させる2.0L直4DOH直噴ターボの「TSIエンジン」と6速AT(DSG:Direct Shift Gearbox)を組み合わせ、駆動方式はフルタイム4WDの「4MOTION」を採用。最高速度250km/h、0~100km/h加速5.1秒の性能を発揮する。通常のゴルフより20mmローダウンしたスポーツサスペンションやロック トゥ ロックを2.1回転(通常のゴルフは2.75回転)に設定した「プログレッシブ ステアリング」、サーキット走行時にはESC(横滑り防止装置)をキャンセルすることもできる「ESCスポーツ」モードを備え、ダイナミックな走りを楽しめる仕様になっている。
内外装の各所には、R専用の装備を採用。エクステリアには、大きなエアインレットを持つR仕様のバンパーや「R」のロゴが入った専用のラジエターグリル、ボディ同色のRスタイル サイドシル、マットクローム仕上げのドアミラーカバー、専用に開発された18インチアルミホイールなどを備える。インテリアには、ファブリックとアルカンターラのコンビネーション表皮を採用した専用のスポーツシートを装備しているが、さらに高い質感を求めるオーナーに向けてゴルフ R ヴァリアント用に特別に開発された「ナッパ カーボン レザーパッケージ」もオプションで用意している。
ステーションワゴンとしての利便性も高い。5人乗車した状態でも605Lのラゲッジ容量を持ち、6対4分割可倒式のリアシートを倒せば最大で1620Lまで容量を拡大することができる。荷室長はリアシート後端までが1055mm、フロントシート後端までが1831mm。