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更新日:2018.11.16 / 掲載日:2014.11.13
【日産】スカイライン200GT-tに「ダイレクトアダプティブステアリング」
ユニット・コンパス/Goo-net編集部
日産のスカイライン次世代ターボモデル「200GT-t」に、先進の安全装備「ダイレクトアダプティングステアリング&アクティブレーンコントロール」がメーカーオプションとして設定され、11月13日より全国でいっせいに発売された。対象となるのは、「200GT-t Type P」と「200GT-t Type SP」の2グレードで、オプションの価格は32万4000円。
スポーティな走りを実現した200GT-tには、先進の安全機能も搭載されている。JNCAPの予防安全性能アセスメントで満点の先進安全車プラス(ASV+)を獲得するなど高い評価と信頼を得ているが、さらなる安全性を追求し、スカイラインのハイブリッドモデルに搭載されているダイレクトアダプティブステアリング&アクティブレーンコントロールがオプション設定された。
ダイレクトアダプティブステアリングは、ステアリングの動きを電気信号に置き換えてタイヤを操舵する世界初のステアリングシステムで、ダイレクトでクイックなハンドリングと高い直進安定性を両立する。70km/h以上の高速走行時に車線をカメラで認識して車線に対する車両の向きを検知、タイヤの角度と操舵反力を微調整する世界初の技術、アクティブレーンコントロールも、ダイレクトアダプティブステアリングを選択することで同時に設定される。
今回のオプション追加によって、ドライブモードの「パーソナルモード」で選択可能なカスタマイズバリエーションは従来の12通りから72通りに拡大。エンジン、トランスミッション、ステアリング(操舵力、操舵応答性)、アクティブレーンコントロールを組み合わせ、ドライバーの好みに合わせた設定にすることができる。
なお、ダイレクトアダプティブステアリングは、将来的に自動運転を実現するために重要な技術であると評価され、RJC(NPO法人日本自動車開発者・ジャーナリスト会議)主催の「RJCカーオブザイヤー」で「2015年次RJCテクノロジーオブザイヤー」を受賞している。