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更新日:2020.04.03 / 掲載日:2014.08.06
【トヨタ】プロボックスとサクシードがマイナーチェンジ2014

ユニット・コンパス/Goo-net編集部
2002年7月に発売されたトヨタのコマーシャルバン「プロボックス」と「サクシード」がマイナーチェンジを受け、9月1日から販売が開始される。多目的に使える広い荷室や高い経済性など商用車に求められる要件を徹底的に追求して開発された両ェモデルは、ビジネスを支える「プロの道具」として経営者および多くのドライバーに支持されてきた。今回のマイナーチンジでは、時代とともに変化する「実際にビジネスでクルマを使用する人々が求める機能」を見直しながら磨き上げ、現代のニーズにあった、より使い勝手のいいモデルに進化させている。
価格帯は、1.3Lエンジンと1.5Lエンジンを展開するプロシードが131万7600円~179万8691円、1.5Lエンジンのみのサクシードが143万7382円~179万8691円。
■プロボックスおよびサクシードの主な特長
●環境性能
プロボックスには、Dual VVT-I(デュアル・バリアブル・バリュー・タイミング・インテリジェンス:吸・排気連続可変バルブタイミング機構)を採用した1.3L直4DOHCエンジンを新しく投入するほか、1.5L直4DOHCエンジンを両モデルに設定。全モデルにSuper CVT-iを組み合わせ、滑らかな走りとクラストップの燃費性能を実弁した。全車「エコカー減税」の対象となる。
●安全性能
万が一の事故の際に、歩行者の頭部や脚部への衝撃を緩和する「歩行者傷害軽減ボディ構造」を採用。横滑り発生時に車両の安定性を確保する「VSC(ヴィークル・スタビリティ・コントロール)&TRC(トラクション・コントロール)」や急な坂道での発進時に車両のずり落ちを一定時間抑える「ヒルスタートアシストコントロール」、急ブレーキを踏んだ際にハザードランプを点滅させ後続車に注意をうながす「緊急ブレーキシグナル」を全車に標準装備している。
●居住性
プラットフォームのフロント部を刷新し、サスペンションの構造を最適化した。さらに、車速感応型電動パワーステアリングを全車に採用して、空車時から積載時まで変わらぬ高い操縦安定性と乗り心地の良さを実現している。
また、商用車としてニーズの高い収納スペースも充実化を図った。運転席から手の届くところにビジネスシーンに欠かせないアイテムを想定した収納スペースを用意。1L紙パック飲料も収納可能なセンタートレイ(ドリンクホルダー+照明付)、A4サイズのノートパソコンや弁当も置ける大型のインパネテーブル、スマートフォンなど情報機器の収納場所として活用できるマルチホルダーをセンタークラスターに集約している。