【アウディ】A8/S8がマイナーチェンジ【価格・仕様】

　今年3月にビッグマイナーチェンジを受けたばかりのアウディのプレミアムラグジュアリーセダン「A8 / S8」の装備と仕様が一部変更され、8月20日より販売が開始された。

　8 / S8シリーズは、「The Art of Progress（革新の美学）」をコンセプトに掲げたアウディのフラッグシップモデルだ。細部にまで心を配った美しいデザインと、軽量かつ高剛性で高い安全性を誇るアルミニウムボディ「ASF（アウディ スペース フレーム）」など多くの革新的な技術を採用し、2010年の登場以来、高く評価されている。
ロービーム用のLEDと25個の小さなLEDからなるハイビームユニットで構成される「マトリクスLEDヘッドライト」も特徴的な技術のひとつ。ハイビーム時にはカメラでセンシングを行って必要に応じてLEDを個別に点灯・消灯し、対向車や先行車を眩惑することなく正確に路面を照射する画期的なライティングシステムだ。

　今回の仕様変更では、ハイブリッド以外のモデルに最新の安全装備がセットになった「アウディ プレゼンスパッケージ」を標準で装備した。具体的な装備の内容は、自動ブレーキ機能「アウディブレーキガード」、自動ステアリング修正機能「アクティブレーンアシスト」、ストップ＆ゴー機能がついた「アダプティブクルーズコントロール」など。

　また、「A8 L 4.0 TFSI quattro」にはフルレザーパッケージを標準で装備した。「A8 3.0 TFSI quattro」に搭載するエンジンにも改良を加えたことで、JC08モード燃費が12.5km/Lに向上し、2015年度燃費基準達成レベル120%免税対象となっている。

　オプション装備もさらなる充実化を図った。「プライバシーガラス」を新たに追加したほか、ボディとインテリアのカラーをはじめ、インテリアのレザーやウッドなどを細かく指定できるオーダーメイドプログラム「Audi exclusive」を用意している。