日産　EVコンセプトカー「マックスアウト」実車初公開　イベントで展示

　日産は2月2日、EVオープンカーのコンセプトモデル「Max-Out（マックスアウト）」の実車を初公開した。同モデルは2021年11月に発表した長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」において、バーチャルで公開したもの。

　持続可能で革新的なモビリティを普及させていく日産の決意を具現化したというマックスアウトは、2月4日(土)～3月1日(水)の期間に日産グローバル本社ギャラリーで開催するイベント「Nissan FUTURES（日産フューチャーズ）」にて展示される。

【マックスアウト】先進性あふれるデザインで日産のビジョン体現

　マックスアウトは2シーターのオープンカーで、クルマとの一体感を基本コンセプトにした開放感と、ダイナミックなドライビング体験を予感させるデザインを特長としている。

　エクステリアではフロントおよびリアのライトデザインやホイール、エンブレム、インテリアではシートやダッシュボードのワイドなディスプレイなど、各所で先進性を印象付けるデザインが見て取れる。

【日産フューチャーズ】持続可能で革新的な日産のイノベーションを体感

　イベント「日産フューチャーズ」は、日産が考える持続可能なモビリティと革新的なデザインの未来を体感できるイベント。マックスアウトの展示をはじめ、電動化技術や知能化技術、エネルギーマネジメント、バッテリー二次利用などにおける日産のイノベーションを紹介する来場者参加型の企画が用意される。

　また、V2Xとバッテリーの二次利用をテーマとして専門家を招いたパネルディスカッションを2月21日（火）に開催。さらにサステナビリティ、エコノミー、イノベーション、カルチャーの４つをテーマとしたパネルディスカッション「TALK 4 FUTURES」を会期中の毎週土曜日に開催予定としている。