メルセデス・ベンツ、GLAのAMGモデルを発表

メルセデス・ベンツ日本は10月22日、GLAのAMGモデル「メルセデス AMG GLA 35 4マティック」「メルセデス AMG GLA 45 S 4マティック＋」を発表し、同日から予約受け付けを開始した。納車時期は「メルセデス AMG GLA 35 4マティック」が12月頃、「メルセデス AMG GLA 45 S 4マティック＋」が11月頃を予定している。

エクステリアは、縦にルーバーが入ったAMG専用ラジエターグリル、横方向に走るフィンを備えたジェットウイングデザインのフロントエプロン、専用デザインのクローム仕上げの円形デュアルエグゾーストテールパイプ、インテリアはコックピットディスプレイには「スーパースポーツ」を含むAMG専用の表示スタイル、フロントシートにはヘッドレスト＆バックレストが一体化したセミバケットタイプなど、AMGモデルならではの専用パーツを多数装備している。

パワートレーンは、「メルセデス AMG GLA 35 4マティック」が2.0L直4DOHC直噴ターボエンジン「M260（最高出力306PS／最大トルク40.8kg・m）」、「メルセデス AMG GLA 45 S 4マティック＋」が2.0L直4DOHC直噴ターボエンジン「M139（最高出力421PS／最大トルク51.0kg・m）」を搭載し、トランスミッションは両モデルとも素早いシフトを実現した8速AMGスピードシフトDCT（8G-DCT）、四輪駆動システムは「メルセデス AMG GLA 35 4マティック」が「AMG 4マティック」、「メルセデス AMG GLA 45 S 4マティック＋」が「AMG 4マティック＋」を組み合わせる。

ブレーキシステムは、「メルセデス AMG GLA 35 4マティック」がフロントは新型モノブロック対向4ピストンキャリパー＆350mmディスク、リヤは1ピストンフローティングキャリパー＆330mmディスク、「メルセデス AMG GLA 45 S 4マティック＋」がフロントは対向6ピストンキャリパー＆360×36mmディスク、リヤは1ピストンフローティングキャリパー＆330×22mmディスクを搭載し、「メルセデス AMG GLA 35 4マティック」はシルバーペイント仕上げのブレーキキャリパーにはブラックのAMGロゴ、「メルセデス AMG GLA 45 S 4マティック＋」はレッドペイント仕上げのブレーキキャリパーにはブラックのAMGロゴを備え、ディスクはフェード現象を予防するドリルドベンチレーテッドタイプとなっている。

トランスミッション、サスペンション、エグゾーストなどの制御が変えられるドライブモードは、快適性＆低燃費重視の「コンフォート」、スポーティな走行性能を実現する「スポーツ」、よりスポーティな走行性能を実現する「スポーツプラス」、安定性重視の「スリッパリー」、サーキットで最大限のパフォーマンスを実現する「レース（メルセデス AMG GLA 45 S 4マティック＋のみ）」、各制御を個別に設定できる「インディビジュアル」のモードのほか、ESPの設定を変えることもできる。

また、サーキット走行時に80件以上の車両データ（車速、加速度など）の記録、ラップタイム、区間タイムの表示機能などを備えた「AMGトラックペース（メルセデス AMG GLA 35 4マティックはメーカーオプションのナビゲーションパッケージ装着時）」を採用している。各種データは、ワイドスクリーンディスプレイ、コックピットディスプレイ、ヘッドアップディスプレイ（メーカーオプションのAMGアドバンスドパッケージ装着時）に表示して見ることができる。