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更新日:2026.06.03 / 掲載日:2026.06.03
次期スカイライン&エクストレイルはこうなる! 日産長期ビジョン解説
これからの日産は、かなり熱い! 期待のニューモデル、続々デビュー
4月に「モビリティの知能化で、毎日を新たな体験に」という新たな長期ビジョンを発表した日産自動車。「守り」から「攻め」の姿勢を明らかにした格好だが、それと同時に注目を集めたのが、今後登場する新型モデルたちのお披露目だ。登場時期や発売地域は明言されていないが、いずれも魅力的。この先の新車購入を左右しそうなモデルたちが揃っていた。
●文:横田晃
※本記事の内容は月刊自家用車2026年7月号制作時点(2025年5月中旬)のものです。
次期スカイライン&エクストレイルの登場を予告!

守りから攻めへ。「進むべき道」への決意表明
働く人ならきっと、誰でも気づいているだろう。”空気“という目に見えないナニカが、じつは組織には意外と大切であることを。社員の士気とか社風、風通しなどともいわれるそれを作るのが、社長の仕事という経営者もいる。
2025年4月に史上最年少で日産トップに就いたイヴァン・エスピノーサ社長も、それを仕事と心得ていたのだろう。着任まもない昨年5月に策定した経営再建計画「Re:Nissan」に基づいて、55人もいた役員をわずか12人に減らすなどの改革を進めてきた。
その成果は、確実に浸透しつつあるようだ。「新社長の下で、社内に活気が出てきました」という日産社員の声もある。
着任から1年となるこの4月、経営再建計画の進捗を受けて、未来への進むべき道を明確にすると宣言した長期ビジョンを発表した。
「モビリティの知能化で、毎日を新たな体験に」と題するこのビジョンでは、日産が満を持して守りから攻めへと姿勢を変化させることが示されている。
技術面ではAIが周囲の状況を判断しながら、出発地点から目的地までの、いわゆるエンド・ツー・エンド(E2E)の自動運転を可能とするAIドライブ技術を、将来的に90%のモデルに搭載することを明記。日産独自のシリーズハイブリッドシステムであるe-POWERやPHEVなどの、幅広い電動パワートレーンの開発も謳われている。
商品面では、現在56あるモデル数を45車種まで絞り込む商品ポートフォリオの最適化や、日米中を柱としたグローバル市場戦略などの将来設計を社内外に示している。
その中では、新型車の開発計画の一部も明らかにされ、長期ビジョン発表直後の北京モーターショーでも、新型車を世界初公開。日産の復活をアピールしている。
伝統の「丸目」再び日本のスポーツセダン復権へ
もちろん、日本国内市場向けの新型車にも期待できそうだ。
その最右翼に挙げられるのがスカイラインだ。旧プリンス自動車時代に誕生した初代以来、現行モデルに至る約70年間、13世代にわたって、日本のスポーツセダンを牽引してきたブランドの価値を、エスピノーサ社長はよく理解している。それは、彼がフェアレディZを愛車とし、バイクでのツーリングも愛するナイスガイであることとも無縁ではないだろう。
ユーチューブの日産公式ページには、伝統の丸目テールランプや、フロント周りの造形が見られるティザー動画がすでにアップされている。現時点ではチラ見レベルだが、来年あたりにはかなり具現化された状態でファンにお披露目されるのは間違いない。
そしてさらに嬉しいニュースとなりそうなのが、GT-Rの復活だ。イメージカットすら公開されていないレベルだが、記者から「次期GT-R」の存在について問いかけられた際に、エスピノーサ社長が新型の開発を進めていることを明言。こちらも日産復活を象徴するモデルになるのは間違いない。
世界的な稼ぎ頭となったSUVも、新型の話題に事欠かない。
まずは2013年の3代目から北米向けの人気モデル、ローグと共通となっているエクストレイル。新型もローグとの兄弟で、快適性と走破性を両立させた、第三世代のe-POWERを搭載した電動モデルとなることが明かされている。
北京で発表されたテラノPHEVも、日本での発売が期待されるSUV。こちらはエクストレイルよりタフなキャラクターと、プラグインという高い環境性能を併せ持つ。日本でもお馴染みのビッグネームだけに、野生味溢れるクロカンを待望する往年のファンにとっては、今後の動向は気になって仕方ないだろう。
欧州市場で人気のジュークは、今のところ日本市場での復活はアナウンスされていないが、新型はBEV化が予告されており、使いやすいコンパクトな電動SUVとして話題を呼びそうだ。
ほかにも、北米で人気のピックアップ派生型SUVのエクステラなど、各市場のツボを押さえた新型車の投入が予定&予想されている。若きリーダーの牽引する、元気な日産の復活は近い。

次期スカイライン


次期エクストレイル



テラノPHEV



エクステラ

ジュークEV

最新フェアレディZは今夏正式デビューを予定

5月5日に富士スピードウェイで開催された「オールフェアレディZミーティング2026」にて、今夏発売予定の改良新型「フェアレディZ」が異例の先行公開された。
初代を彷彿とさせる「Gノーズ」の復活や、伝統の「雲竜グリーン」を纏った優雅なスタイリングなど、随所にファン垂涎のオマージュが散りばめられているほか、足回りも強化され、乗り心地も向上するという。2027年モデルとして夏に正式発表される予定だが、早期の完売は必至だ。
ライタープロフィール
オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。
オーナードライバーに密着したクルマとクルマ社会の話題を満載した自動車専門誌として1959年1月に創刊。創刊当時の編集方針である、ユーザー密着型の自動車バイヤーズガイドという立ち位置を変えず現在も刊行を続けている。毎月デビューする数多くの新車を豊富なページ数で紹介し、充実した値引き情報とともに購入指南を行うのも月刊自家用車ならではだ。