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更新日:2026.05.01 / 掲載日:2026.05.01
新型ノア&ヴォクシー詳報《改良情報&グレード選び》
トヨタの人気ミニバン「ノア&ヴォクシー」が一部改良を実施した。その内容を紐解いていくと、ガソリン車が廃止されていたり、表示インターフェイスが刷新されていたりと、大きく変更されている。ここでは改良新型のポイントを解説しよう。
●文:月刊自家用車編集部
新型ノア&ヴォクシー詳報
ラインナップを再編。最上級「S-Z」が充実
供給不足を理由とした受注停止が続いていたノア&ヴォクシーだが、このほど一部改良を受けたことで注文も再開されている。
今回のアップデートでは、全ラインナップのパワートレーンがハイブリッドに一本化。この動きはトヨタが進めているカーボンニュートラル社会を実現するムーブメントに即したもので、長年親しまれてきたガソリン車はその役割を終えたことになる。
またノアで選ぶことができた「プレーンな普通顔」の標準ボディ車も廃止され、ノアもヴォクシーも、力強い意匠を売りとしているエアロボディ車のみに統一。これに合わせて、従来のベーシックグレード「X」に相当する「S-X」が、ノアに設定されている。
両モデルとも、灯火類やグリルまわりを変更するフェイスリフトが実施され迫力が増しているが、特に最上級グレードの「S-Z」は、内装加飾の質感や、装備機能が向上したことで、従来よりも格上のミニバンに仕立てられている。
走行性能に関しても、ショックアブソーバーの減衰力を最適化したことで路面からの突き上げ感が抑制されたり、防音材の配置を見直すことで、車内の静粛性も向上。また、4WDモデルであるE-Four車には、滑りやすい路面での走破性を高める「SNOW EXTRAモード」が新たに追加され、冬道における安心感が一段と強化されている。
ガソリン車が廃止され、装備機能が強化されたことで価格帯も上がってしまったが、十分それに見合う内容が注がれている。
改良新型モデルの発売はGW明けの5月6日となるが、すでにディーラーでは先行受注が始まっており、これまでのノア&ヴォクシーの売れ方を考えれば、早い段階で受注枠が埋まってしまうことも考えられる。購入を希望しているユーザーは、まずはディーラーに行ってみることをオススメしたい。
TOYOTA 新型ノア
価格:326万1500〜430万9800円

TOYOTA 新型ヴォクシー
価格:375万1000〜438万200円

新型ノア&新型ヴォクシー 価格&グレード【2026年5月モデル】

改良点まとめ
フロントマスクを刷新
ノアはフロントグリルのメッキ部位をメッキモールとボディカラー共色の組み合わせに変更することで、グリルがボディに溶け込むような一体感を追求。対するヴォクシーは、グリル本体やガーニッシュにブラック加飾を施すことで、従来以上の威圧感と精悍さを強調。標準のヘッドライトはノアはプロジェクター式LEDだが、ヴォクシーはリフレクター式LEDを採用している。


内装質感も向上
ノアのS-Xを除く全グレードで、操作頻度の高いシフトノブやウィンドウスイッチ周りに艶やかなピアノブラック塗装を採用。最上位のS-Zでは、メーターフードへの表皮巻きやステッチ加工なども追加されている。なおヴォクシーは、ステッチ加工に加えて、スウェード調表皮が採用されるなど、キャビンでもノアと差別化されている。


メーター液晶の大型化を実施
S-Zのメーター液晶画面は従来の7インチから12.3インチへと大幅に拡大され、S-Gや新設のノアS-Xでも7インチを採用することで、情報表示の密度と視認性が向上している。


サスペンションの最適化で乗り心地が向上
ショックアブソーバーの減衰力を最適化したことで、路面からの不快な突き上げを抑えたしなやかな乗り心地を実現。同時に防音材の配置を見直すことで、車内静粛性を向上させている。

2色の新ボディカラーを追加
新色として、「ニュートラルブラック」と「アーバンロック」を追加。


新型ノア&新型ヴォクシーのオススメグレードは?
新型ノア S-G

ノアに設定された新グレードの「S-X」は、価格は326万1500円と安めに設定されているが、トヨタセーフティセンスの上級機能が省略されていたり、ディスプレイオーディオもレス仕様、装着できない装備も多いなど、機能がかなり簡略されているのがネック。また欲しい装備をオプションで追加していくと、約50万円高の「S-G」と大差ない支払い額になってしまう可能性がある。
ノアもヴォクシーも、後側方警戒機能のBSMや両側オートスライドドアなど一通りの装備が装着されている「S-G」を選んだ方が、購入満足度は高いだろう。
今回の改良の目玉である最上級の「S-Z」は、上級クラス譲りの装備がプラスされるなど機能面では申し分がないが、ノアの2WD車でも400万円の大台を超えてくる価格は厳しく感じてしまう。
新型ノア 主要諸元&装備比較
