車種別・最新情報
更新日:2025.01.26 / 掲載日:2025.01.26
《2025ベストモデルガイド》レクサス・NX
国産9ブランドの狙い目はコレだ!
今回の企画では新車購入を強力サポート! 国産各ブランドの強みや魅力を解説しつつ、狙い目モデルをピックアップ。さらに各車のおすすめグレードも紹介する。どのモデルのどのグレードが“買い”なのか、購入計画の参考にしていただければ幸いだ。
●文:横田 晃/渡辺陽一郎
LEXUS ブランド解説
LBXには走りにこだわり抜いた“MORIZO RR”が追加された。
日本ではセルシオとして発売されたLSを旗艦に、1989年に誕生したトヨタの高級ブランドがレクサス。精緻な作りや驚愕の静粛性、おもてなしを体現したディーラーの接客など、日本ブランドならではの価値を追求した狙いは成功し、今や海外でもメルセデス・ベンツやBMWなどのドイツ勢と肩を並べる人気ブランドだ。
2005年の日本上陸時は車種も少なく、トヨタ車との差別化も曖昧だったが、近年は高級ブランドとしての明確な個性と統一された乗り味が確立され、単なる“高価なトヨタ車”ではないレクサスならではの魅力が各車に表現されている。
人気のSUVは、セレブが普段履きする高級スニーカーからインスパイアされたLBXをはじめ、大から小まで揃う。どれに乗っても高級ブランド車らしい上質感と、意のままに操れる走りの愉しさ、ハイブリッド技術を核とした高い環境性能が妥協なく実現されているのがレクサスの強みだ。

LEXUSの狙い目!>>>NX

車格や価格が市場にドンピシャの人気モデル
NXはレクサスのミドルサイズSUVで、プラットフォームは、ホイールベースの数値を含めて基本的にハリアーと共通だ。ただしノーマルガソリンエンジンは、ハリアーでは直列4気筒2ℓだがNXでは2.5ℓになる。2.4ℓターボの設定も含めて相違点も多い。NXは人気車で、レクサスではコンパクトなLBXと並んでトップクラスの売れ行きを誇る。人気の秘訣は全長が4660㎜に収まる割に、後席の足元空間や荷室面積に余裕があること。2.5ℓハイブリッドは、加速が滑らかで燃費も優れ、販売総数の75%を占める人気のパワーユニットだ。


BEST OF BEST《おすすめグレード》
350h(FF) ●価格:637万6000円
ハイブリッドを搭載する350hの価格は、ノーマルエンジンの250に比べて65万円高いが、購入時の税額は約17万円安い。実質価格差は48万円だ。ハイブリッドはモーター駆動の併用により、加速が滑らかでノイズも小さい。レクサスらしい上質な運転感覚を味わえる。