中古車購入
掲載日:2016.06.17 / 更新日:2018.11.28
クルマ&販売店選びはノウハウとダンドリがキモ

クルマを購入するタイミングというのは人それぞれですが、夏のレジャーをクルマでエンジョイしたい、というのもクルマを購入する動機としてはアリです。去年とは違う、愛車をドライブして出かけるためにいつ、どうやって、どんなクルマを買うべきかをレポートしていきます。
夏を存分に楽しむため今年こそ愛車をゲット
今は、まだ6月。梅雨の季節ならではのジメジメした、スッキリとしない毎日が続いている(はず)。こんなときこそ、湿っぽい気分を吹き飛ばす意味でも数カ月後に控える夏に思いを馳せてみてはいかがでしょう。そう!夏休みはどこに出かけるか。海、プール、キャンプなどなど行きたいところ、やりたいことはいろいろと思いつくはずです。
場所が思いついたところで質問。さて、目的地までの移動手段ですが、今年はどうしますか?とくに去年の夏休みは、公共交通機関を使ったというあなた。時間的な制約が多くなかったですか?荷物をたくさん持って汗だくになっていませんでしたか?そんなときに「来年こそはクルマを・・・」という思いがよぎったのではないでしょうか。
そんなあなたに、今年こそは夏のレジャーを愛車でエンジョイしてもらいたいというのが、本企画の趣旨というわけです。クルマ購入予算が抑えられる中古車なら、夏休みをエンジョイするためのお金もしっかりと残せます。それでは、さっそく中古車を賢く、安心して買うためのセオリーをお届けしましょう。
夏にクルマをゲットするためのスケジュール
「クルマがほしい!」
まずは、どんなクルマが欲しいかを明確にしよう。曖昧なままでは販売店に行っても目移りするだけでなにも決められず、ただ時間だけが過ぎてしまう。GooやGoo-netをフル活用しよう。

クルマをどんな目的で使うかを考えれば、自ずと狙うべきジャンルが見えてくる。そのうえで予算を考慮すれば欲しいクルマが探しやすい。
1週目「ほしいクルマを選ぶ」

販売店に行ってどんなクルマがあるかをチェックしよう。同一車種でも年式やグレード、装備内容などが異なる車両がたくさんある。迷わないよう、優先順位を決めておくといいだろう。
2週目「ほしいクルマを絞り込む」
高望みはせず、必要な機能や装備がなにかを吟味して、予算とニーズに合うクルマを選ぼう。走行距離や年式、グレード、装備などから譲れない要素を決めておくと絞り込みやすい。

3~4週目「クルマを買う」
購入するクルマが決まったら契約となるが、必要な書類は概ね販売店が用意してくれる。契約内容はもちろん、気になることはしっかりと確認しておけば、後々トラブルが回避できる。

中古車購入・成功の法則「販売店選びがカギを握る」

中古車に対する不安を払拭してくれるお店が◎
買うべきクルマが決まっている人にとって販売店選びは、さほどハードルの高いことではないかもしれない。しかし、まだ『どんなクルマがいいか迷っている段階』の人にとっては、接客や営業をされることに対して腰が引けてしまうこともあるだろう。とはいうものの、販売店に行かねばクルマは手に入らない。
販売店を選ぶうえでのポイントはいくつかあるが、なによりユーザーが抱える『中古車に対する不安』をいかに払拭するべく企業努力をしているかがポイントになるだろう。たとえば素性をわかりやすくしているとか、保証やアフターサービスがしっかりしている。疑問、相談に対して応えてくれるなど、不透明な部分を明確にしている販売店なら、あなたが抱いている不安は確実に解消されるはずだ。
販売店のタイプだが、在庫台数が多い大型店舗の場合は車両を比較しながら選べるというメリットがある。小規模の店舗でもあなたが欲しいと思うクルマに精通している販売店なら、より詳細なアドバイスを受けられることがある。状況に応じてあなたにとってベストな販売店はどういうタイプかを考えてほしい。
販売店選びのツボ「いろいろな車種を選んで探せる」

新車とは違い、中古車販売店には車種を問わずさまざまなクルマが用意されている。もちろん、売れ筋のクルマや人気のジャンルに偏りはあるものの展示されている実車を見ながら比較、検討することができる。メーカーやジャンルが限定されておらず、なおかつ年式や価格の幅が広いので、同価格帯で軽自動車とコンパクト、SUVとミニバンといった比較も可能だ。予算内で選べるクルマの数は新車の比ではないのだ。
ミニバンや軽自動車、スポーツカーなどジャンルに特化した専門店なら、より詳細なアドバイスが受けられる。
全国にネットワークをもつ販売店なら、他店にある在庫から条件に合ったクルマを探してもらうことも可能。
販売店選びのツボ「販売されているクルマの品質が上がっている」
かつて中古車というと、「古い」とか「壊れやすい」といったネガティブな印象を抱く人が少なくなかった。確かに年式が古い低価格車となれば、故障が発生する確率は高まる。しかし、近頃はそうした物件を敬遠するユーザーが増えたことを受け販売店も品質重視で車両を揃えている。コンディションが良質な物件は相場が高くなる傾向にあるものの買う側にとっては相応の満足感を得ることができる。

もともとクルマ自体の品質や性能が向上しているため、5年から7年落ちの車両であっても十分に満足できる。

販売されている車種はきちんとメンテナンスやクリーニングがされている。購入後に不具合が生じる確率は低くなっているのだ。
販売店選びのツボ「懇切丁寧なアドバイスを受けられるから安心できる」
中古車を購入するユーザーの大半が「素性がわからない」ことに不安を感じている。しかし、近頃の中古車は不透明な部分を払拭し、ユーザーの疑問にも丁寧に対応してくれる。クルマによって異なる機能や性能について詳しく説明してくれたり、販売されているクルマの状態についても買う側にとって不利益になることがないよう包み隠さず話してくれたりする。中古車を初めて購入するというビギナーにとっても安心できるというわけだ。

機能や装備がニーズに合っているかを説明したり、車両についた傷などを明らかにしてくれるから納得できる。
販売店選びのツボ「購入時、さらに購入後のサービスが重要」
故障する確率が下がっているとはいえ、決してゼロではないから購入後にフォローしてくれる体制が整っているかは販売店選びにおいて重要となる。買ったクルマの保証の有無や内容、期間についても確認しておこう。また、整備工場が併設されていれば定期点検や車検、オイル交換といった日常的なメンテナンスも任せられる。自動車保険なども含め、クルマは所有している間になにかとやることがあるので、購入後の対応力もポイントになる。

保証付きの物件なら保証内容は確認しよう。整備に関する体制も重要なポイントになる。
各種団体に入会・加盟しているお店なら不安はほとんどない

店舗に訪れたら各種団体に加盟している証しを探してみよう。それらがなければ避けたほうがが賢明といえる。
日本中古自動車販売協会連合会をはじめ、自動車販売に関係する団体はいくつかある。自動車関係団体が加盟している一般社団法人自動車公正取引協議会は公正取引委員会の監督下に活動しているので、「自動車公正競争規約」という自動車の販売に関連するルールを定め運用している。これらに合致していれば販売されているクルマの情報が正確に把握できるし、不正が行われていることもない。つまり安心して中古車が選べるというわけだ。

中古車を狙うならこれははずせない販売店に行ったら絶対にやっておきたい5つのポイント
ここでは、中古車販売店を巡るうえで知っておきたい5つのポイントをピックアップしてみたので参考にしてほしい。これさえしっかりと頭に入れておけば、愛車選びで後悔したり失敗したりすることはないはずだ。
最良の1台に出会うためのポイントを押さえておこう
言わずもがなクルマは高額な買い物である。しかも、中古車は2台と同じクルマは存在しない。だからこそ購入時にはいろいろとチェックするポイントがあり、漠然とクルマを眺めているだけではニーズに合ったクルマを手にすることはできないのだ。ここに挙げた5つの要素は販売店に行ったときに必ずやるべきことだが、その他にも事前に考えておくべきことが多々ある。
たとえば、家族構成や日々の生活パターン。これで狙うべきクルマが見えてくる。もちろん予算やクルマの用途なども加味して、あなた(と家族)にベストマッチなクルマがなにかをあらかじめ想定しておけば、あなたにとって最良の1台を選ぶことができるだろう。
POINT 1購入車両のチェックは目で見るだけでなく試乗して確認しておこう

試乗では走行性能や不具合はもちろん、車両感覚の掴みやすさや車庫入れといった取り回し性能も要確認となる。
中古車でも試乗することは可能なので販売店に相談してみよう。不具合がないかを確認するだけでなく、クルマ本来の性能や運転のしやすさといった実際に使用する場面を想定して乗るのがポイントだ。ただし、車検や保険が切れている場合は公道での試乗は不可能。また、入庫まもない物件は未整備の状態なので断られることもある。試乗ができないのは残念だが、事情をきちんと説明してくれる販売店なら信頼していいだろう。試乗ができない場合でもエンジンをかけたり、各種機能が作動するかどうかは確認しておくべきだ。
POINT 2中古車といえども保証は必須購入後のトラブルを回避するためにも有無と内容はチェック

販売されている車両に掲げられたプライスボードにはさまざまな情報が記載されている。保証の有無も確認できる。
目で見ただけで車両状態のすべてを把握するのは不可能だ。しかし、「もし、壊れたら・・・」という心配はつきもの。だからこそ保証付きの物件を選びたいところだ。状態のいい物件なら故障する確率は下がるから販売店も自信をもって保証付きで販売するはず。保証期間が短いことに不安を感じるなら、プラスαの追加料金を支払うという手もある。「いざ壊れても修理費用が掛からない・・・」という安心感が手に入るのは大きい。ちなみに高年式車なら、登録から5年、また走行距離10万km以内といったメーカー保証が継承される。
POINT 3不安に思うことは躊躇せず販売店スタッフに細かい部分までリサーチしよう

傷や汚れに対しても相談次第では対応してくれる販売店もある。現状渡しの場合でも気になることはリサーチしよう。
スタッフの接客態度を見れば、販売店の雰囲気は把握できる。不安に思うことに対して親身になって相談に乗ってくれる販売店なら、購入後もしっかりとフォローしてくれるはずだ。逆に、対応がイマイチだと感じるようなら、欲しい物件が見つかったとしても再度検討したほうがいいだろう。納得のいく説明が得られないならパスする勇気も必要だ。クルマは高価な買い物なので末長く付きあえる販売店かどうかの見極めが重要となる。また、インターネットでの口コミ評価を事前にチェックしておくというのも有効な手段といえる。
POINT 4販売されている車両の価格が適正か否かを判断するために相場動向は理解しておくべき

Goo-netでは価格と年式/価格と走行距離/年式と走行距離という項目ごとに物件の相場価格の分布が確認できる。
市場動向によって刻々と変化している中古車相場。需要が多い時期は相場が上昇するものの、6月から7月にかけては繁忙期ではないため相場は下がる傾向にある。こうした動向を踏まえながら狙っているクルマの相場情報を事前にチェックしておけば販売店で提示されている価格が適正か否かが判断できる。たとえばGoo-netでは年式や走行距離ごとの分布表が掲載されているので、あらかじめ確認しておこう。相場が分かれば、予算内で収まる中古車を絞り込みやすくなるし、なにより購入時の指標ができるので迷いが解消される。
POINT 5コンディションを見極める材料を開示してくれる販売店なら不安が払拭できる

点検記録簿はまさにクルマの履歴書。きちんと整備を受けてきた証しでもあるから、車両状態の判断に役立つはずだ。
点検記録簿を見れば、クルマがどんな使い方をされてきたのか想像はできる。しかし、正確な状態を把握したり、データ改ざんの有無をチェックするのは素人にはハードルが高い。だからこそ、愛車選びは専門知識をもったスタッフに頼るべきだろう。なぜ、そのクルマが相場よりリーズナブルなのか?あるいはちょっと高めになっているのか?といったことについて質問してみよう。優良店なら親切に教えてくれるはずだ。また、第三者機関のプロが車両の状態をチェックしたGoo鑑定付きの物件ならさらに安心感が高い。
お出かけの強い味方になってくれます夏はこんなクルマが断然!重宝する

どんなニーズにも頼もしく応える実用車
世の中にはさまざまなクルマが存在する。中古車販売店に行くと、軽自動車から高級サルーンまで、いろいろなクルマがあって目移りしてしまうが、目的はあくまでも「夏のレジャーに使う」ことだ。とはいえ、どんなクルマがベストか。出かけるだけならセダンでもいいし、今どきの軽自動車クラスにはレジャーに適した能力をもつモデルもある。
しかし、軽自動車やセダンは乗車定員に制限があったり、トランクが思いの外狭かったりと、万能ではない。レジャーで使うことを想定して選ぶなら、あらゆるニーズに応えられるオールマイティなクルマがベスト。ジャンルで言うならSUV、またはミニバンとなる。多人数で乗れる、悪路にも強いといった特徴をもつクルマなら、あなたのお出かけを強力にサポートしてくれるはずだ。
夏休みにキャンプをするだけでなく、ウィンタースポーツを楽しむというレジャーでクルマを使うなら、4WDは必須の機能といえる。
人が乗れて、人数分の荷物が積めるのがベストだ。ミニバンやワゴン、SUVといったクルマがレジャーで使うには適したジャンルだ。
3列シートを備えたミニバンなら家族はもちろん、友人を乗せてドライブできる。シートアレンジがいろいろできるのも大きな魅力だ。
夏のお出かけに必須の能力CHECK POINT!
家族や友人を乗せて快適に移動できる
3列シートを備え7名(または8名)乗車ができるだけでなく、後席用のエアコンやリヤモニターといった快適装備が備わっていれば、移動がさらに楽しくなる。もちろん室内の広さも要チェックだ。
全員分の荷物をしっかりと積載できる
後席に人を乗せた状態で十分な荷室スペースを確保できるのも必須の能力となる。また、用途に応じてスペースのアレンジができる機構が備わっており、それが誰にでも使いやすいこともポイント。
悪路でも躊躇わずに走ることができる
4WD車なら山林や河原でも躊躇せずに走ることができる。悪路走行を想定し、地上高を高めに設定したSUVが狙い目だ。4WD性能はオンロードでの安定性を維持するためにも効果を発揮する。
愛車と長く付き合うクルマ選びの注意点
安く購入したいといっても相場よりも極端に安いクルマはオススメできない。とくに長く乗り続けるつもりなら、購入時に車両のコンディションをしっかりと見極めるべきだ。そうすることで不具合が生じる確率をグッと下げられる。
SUVやクロカンなど、オフロードを走れるクルマでは下回りにダメージを負っていないかを確認。凹みやサビがないのがベターだ。
どんなクルマでもエンジンルームを開けて内部を確認。オイルが滲んでいたり、冷却水が変色していたりするなら避けたほうがいい。
車内に乗り込んで各種機能が正常に作動するかをチェックしよう。とくに夏場エアコンの効きが悪いと快適にドライブできなくなる。
シートアレンジができる場合は操作がスムーズにできるかを確認する。また、電動スライドドアは開閉に不具合がないかをチェック。

日常的な用途でも十分に満足できる能力をもつ
レジャーに強いクルマは、日常生活においても頼もしい能力を発揮する。たとえばミニバンの優れた積載性は、ちょっと大きめの買い物をしたときや、子供を迎えに行って自転車を積んで帰ってくるというときに重宝する。SUVも同様に積載能力に優れているので、日常的な用途で不満を感じることはないだろう。
SUVに備わった4WDシステムは、オフロード走行をする以外にもメリットが得られる。4輪に駆動力が伝達されるため、走行時の安定性が2WD車よりも高い水準となり、あらゆる走行シーンで抜群の操縦安定性を発揮する。またミニバン、SUVともに燃費性能に対しては少なからず物足りなさを感じるかもしれないが、オールマイティな能力はそんなネガティブな要素を十分に補ってくれるはずだ。
いろいろな用途に柔軟に対応できる頼もしさが魅力 オールマイティに使い倒せる「SUV」
SUV選びのポイント
SUVのここがグッド
悪路走破性の高さがセールスポイント。近頃はオシャレで個性的なスタイルがウケて幅広いユーザーから人気を集めている。駆動方式は4WDが主流で、雪道や山間部など舗装されていないオフロードを走るために地上高が高めに設定されている。着座位置が高くなっているので運転席からの見晴らしがよく、ボディサイズが大柄のわりに運転がしやすいと感じられる。荷室が広く用途に応じてアレンジできるので、キャンプや釣りの道具、スキー、スノボなども余裕で載せられる。車内が高級セダン並みに豪華な車種もあり、所有する満足感が得られる。
SUVのここがイマイチ
ボディが頑丈に作られているので車両重量が重くなる。そのため一般的なクルマに比べると燃費がよくない。背が高く、サイズが大きいため立体駐車場に入庫できない。購入するときは、駐車場事情を加味するのが賢明だ。
POINT 卓越した4WD性能を発揮する

悪路での発進時や雪道を登坂中などタイヤが空転しがちな状況でも駆動力を制御してスリップを防止する。それぞれのタイヤに最適なトラクションを与え悪路をスムーズに走れる。
POINT 便利装備が充実して使い勝手良好

車内のいたるところに使い勝手のいい機能が設けられている。荷室は広さはもちろん、アレンジが多彩なうえ、汚れた物も気兼ねなく積み込めるよう傷がつきにくい素材を用いている。
日産 エクストレイル(先代型)
使い勝手のいい機能や装備をふんだんに盛り込み、アクティブユースに頼もしく応えてくれる。道を選ばぬタフな走りが楽しめる。
トヨタ ランドクルーザープラド
ランクルの弟分という位置づけながら、高度なオフロード性能を誇る。人気車種とあって相場は高値だがそれに見合った価値がある。
こんな人にオススメ
行動派のユーザーを頼もしくサポートする
夏場はキャンプ、冬はウィンタースポーツを趣味にしているアクティブな人に最適だ。高性能な4WDシステムやラフに使ってもへこたれない、耐久性の高さを持ち味としている。
多彩なシートアレンジができて車中泊にベスト! 毎日の生活も強力サポート「ミニバン」
ミニバン選びのポイント
ミニバンのここがグッド
ミニバンを購入するなら背の高い箱型タイプがいい。車内には広々とした空間が確保され前席から3列目まで快適に乗車できる。アウトドアレジャーを家族や友人などと大人数で楽しむならベストな選択といえるだろう。セレナ、ヴォクシー(ノア)、ステップワゴンといったモデルは、5ナンバーサイズボディとしているが車内はゆとりがあって便利な装備も充実しているから満足度が高い。さらに広さを求めるなら、アルファードをはじめとしたLサイズがオススメ。居住性はもちろん、内外装が豪華で優越感が得られる。年式にこだわらなければ100万円以下で手にできる。
ミニバンのここがイマイチ
重心が高く、車重がかさむため操縦安定性がよくない。最新型では低重心化によって解消されているが、それでも走行中に強い横風にあおられることがしばしばある。SUVと同様に立体駐車場に入庫できない車種が多い。
POINT シートが思い通りにアレンジできる

2列目、3列目シートは簡単な操作でアレンジできる。シートを跳ね上げたり、畳んだり、スライドさせたりすることで広い空間を思い通りに使うことができるのが大きなメリットだ。
POINT スペースはもちろん開口部も広々

背の高いボディを活かして室内高が十分に確保されている。自転車もご覧の通りすんなり積み込めてしまう。アウトドアレジャーに心強いが、日常の用途にも頼もしく応えてくれる。
日産 セレナ
取り回しのいいボディに実用装備をふんだんに盛り込んだ人気車だ。室内が広く、多彩なシートアレンジも支持されている理由なのだ。
トヨタ アルファード(先代型)
トヨタミニバンのフラッグシップモデルだ。人気車種とあって相場は高値安定となっているが、価格に見合った満足感は得られる。
ホンダ ステップワゴン(先代型)
室内空間の広さはクラス最大級を誇る。ホンダ独自の低床・低重心プラットフォームで走りもいい。新型の登場で相場は下降気味だ。
こんな人にオススメ
リビングルーム感覚でゆったりと寛げる
広い室内空間を活かして多彩なシートアレンジができる。2列目と3列目を対面させたり、フルフラットにしたり、用途に応じて使える。車内で休憩、車中泊をするときに重宝する。
まとめ
2カ月後のお出かけをエンジョイするために早めの準備が肝要です
夏休みにドライブやアウトドアレジャーに出かけたいなら、今から購入準備を始めるのがベターだ。ちょっと気が早いと思うかもしれないが、中古車の場合は納得のいく1台に巡り会うにはそれなりの時間を要する。今年こそ愛車でサマードライブをエンジョイしよう。
※すべての価格は参考価格です