モータースポーツ
更新日:2022.06.21 / 掲載日:2022.06.21
マツダ787B ル・マン クラシック2022のデモ走行車に
マツダは6月21日、来る2022年6月30日~7月3日(現地時間)にフランス ル・マン サルトサーキットで行われる「ル・マン クラシック2022」において、同社のレーシングカー「マツダ 787B」がデモンストレーション走行すると発表した。
マツダ 787Bが9年振りに、ル・マン クラシックのデモンストレーション走行に登場
ル・マン クラシックは、ル・マン24時間レースに過去参戦してきたレース車両が2年に一度集結し、サルトサーキットでの走行を披露する人気イベント。時代ごとの各カテゴリーに分かれて約60分で競われるグループCレースは、トヨタトムス85Cやポルシェ962、ジャガーXJR、プジョー905など、耐久レースの歴史に名を残す名車の出場が予定されている。
今回、デモンストレーション走行を行うマツダ 787Bは、4ローターロータリーエンジンを搭載したレーシングカー。1991年のル・マン24時間レースにおいて、日本車初の総合優勝を果たした車両で、マツダの飽くなき挑戦の象徴として今なお語り継がれる存在となっている。
本来は、ル・マン優勝から30年を迎えた2021年、ル・マン クラシックでマツダ 787Bのデモンストレーション走行を予定していたが、新型コロナウィルス感染症の拡大に伴い延期に。
2021年の代替イベントとして開催される「ル・マン クラシック2022」では、モデルカーブランド “Spark” 協力のもと、グループCレースが開催される7月1日、2日に登場。ル・マン出場回数29回の実績を誇る寺田陽次郎氏のドライブにより、デモンストレーション走行が行われる。
今回の走行は、優勝から20周年の2011年および、ル・マン24時間レース90周年の節目の2013年以来となり、9年振りにロータリーサウンドをル・マンの地に響かせる。