オートサロン
更新日:2025.02.05 / 掲載日:2025.02.05
カクカクボディ×2トーンカラーがカワイイ! DAMD発、ヤングタイマーの正体は?
今年も熱狂のうちに幕を閉じた東京オートサロン2025。国内外の主要自動車メーカーを始め、全国のカスタムショップが腕にヨリをかけて製作したカスタムカーは、どれもロマンが詰まった会心作ばかり!
会場を見ていると、カスタムパーツメーカー・DAMD(ダムド、神奈川県大和市)のブースで、いま人気のヤングタイマーを発見! 80年代ならではのツートンカラーとカクカクしたボディは、“あの時”の雰囲気そのまま。でもこのクルマ、どこかで見たことあるような?? と話を聞いてみると、あの人気の軽自動車だった!
ボックス感がエモい! ナゾのヤングタイマーの正体は……

フロントグリルにこじんまりと装着された“LUCKY”のエンブレムも、どこか懐かしさを感じる一台。でもこんなヤングタイマーって、あったっけ? ブースにいたスタッフに尋ねてみると、意外な名前が返ってきた。
「これはタフトをカスタムしたものになります」
なるほど、確かに言われてみればエクステリアのあちこちにタフトらしさが残っている。聞けば、ちょっと昔のヤングタイマーをイメージしてデザインされたのだという。名前は「DAMD TAFT LUCKY(ダムド タフト ラッキー)」。ウキウキするようなネーミングも何だか80年代っぽい!

最大のポイントはヘッドライト。ベースはフロントの両端をラウンドするようなデザインだったが、すっぽりと枠の中に収められたような、80~90年代のRV車っぽいカタチになった。併せてロゴ入りのフロントグリルを装着、ボンネットの形状も変更されている。ノーマルの状態でも角張ったデザインが特色のタフトだが、こちらはよりボックス感があってカワイイ雰囲気だ。

ヘッドライト以外にもかなり手が加えられた感じのフロントマスクだが、フォグランプ周りやバンパーは塗装の変更のみで、パーツそのものはノーマルのまま。ヘッドライトとカラーリングが変わるだけで、ガラッと印象が変わっちゃうのが面白い。

サイドは、上下に塗り分けられたツートンカラーと、その境界線に走るオレンジの2本線デカールが目を引く。クルマを見たお客さんからは「たまに新幹線っぽいって言われます(笑)」という。
特徴的なカラーリングのヒントとなったのは、ダイハツが1990年代前半に販売していたライトクロカンモデルの「ロッキー」。「当時のロッキーがツートンカラーで、もう少しくすんだ感じのブルーを使っていました。そのイメージを出しつつデザインしています」という。

内装はチェック柄のシートカバーをあしらい、クラシックな雰囲気を演出。外から車内を見た時に、エクステリアのカラーリングとの相性が良く、オシャレな印象を持たせている。

今回のカスタムは、フェイスチェンジキットとして206,800円(消費税込)で販売中。塗装代は別途で、サイドデカール、シートカバーは別売り。全国の協力ディーラーにて購入することも可能だという。
※価格は2025年1月末時点での情報
車両データ

ベース車両 | タフト LA910S/LA900S(2020年式) |
TAFT LUCKY エクステリア+ホイールセット内容 | フロントグリル、ライトカウル、ヘッドライト、ホイール |
ホイール | DAMD/Cantabile(FR:15×5J+45) |
タイヤ | TOYO TIRE OPEN COUNTRY(FR:165/65R15) |
DAMD TAFT LUCKY 紹介ページ:
https://www.damd.co.jp/products/daihatsu/taft_lucky/
DAMD 公式HP:
https://www.damd.co.jp/