オートサロン
更新日:2025.01.10 / 掲載日:2025.01.10
早くもイジったプレリュードと初公開シビックRで走りに全振り【東京オートサロン2025】
文●工藤貴宏 写真●川崎泰輝
テーマはズバリ「Honda SPORTS」。世界最高峰のモータースポーツであるF1を頂点に、ホンダが創業以来培ってきた“走りへの情熱”と“夢への挑戦”を、レーシングマシンとまだ発売されていない最新の市販車の両面から展示。注目はなんといっても、今年の秋発売予定ながら早くもエアロパーツを装着したプレリュードともうすぐ発売する最新CIVIC TYPE Rだ。
まだ発売していない新型プレリュードを早くもドレスアップ
2023年秋のジャパンモビリティショーで「市販予定」として公開された新型プレリュード。そんなプレリュードが東京オートサロンでも展示されたわけだが、ポイントは市販予定モデルそのままではないこと。早くもエアロパーツを装着してカスタマイズした仕様なのだ。その仕上がりはプレリュードの美しいフォルムをスポーティな方向へ大きくシフトするもので「もしかしてより走行性能を高めた『プレリュードType S』に発展するのか?」なんて妄想が止まらない!
F1マシンから近日発売予定のシビックRまで!
ホンダといえばモータースポーツ。1964年にF1へ初参戦した「RA271」や最新の「Oracle Red Bull Racing RB20」といったF1マシンにはじまり、スーパーフォーミュラー、スーパーGT、そしてスーパー耐久にN-ONEオーナーズカップとレース車両を展示。加えてMUGENのパーツを装着したシビックタイプRやシビックRSなど、より近い存在感の車両も並ぶ。注目は「CIVIC TYPE R RACING BLACK Package」と名付けられた東京オートサロン開幕と同時に発表された最新のシビックR。光の反射ノイズを抑制するレーシングマシンの考え方を取り入れ、インテリア全体を黒で統一しているのが特徴だ。