車のメンテナンス
更新日:2024.07.26 / 掲載日:2024.07.26

『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画27-4「ドアを取り付けよう」

JA22Wからワゴンボディを取り外し、JA71Cのオープンボディに載せ替えてしまおうという箱替え計画。今回はバラしたサイドドア、リヤゲート、ボンネットを取り付ける。これでようやくクルマっぽい形になってきたぞ。  

●文&写真:橘 祐一


2代目ジムニーの四角いボディが採用されている最後のモデルであるJA22W。ジムニーシリーズで初めてコイルスプリングが採用された。2代目のジムニーシリーズの中では乗り心地がいい。

ドアを取り付ける前にBピラーを装着する

ドアを取り付けるにはもう一つ必要な部品がある。

AピラーとBピラーを繋ぐように上部に取り付けるサイドピラーだ。

オープンカーとはいえ、ジムニーのドアはサッシュレスではないので、このピラーがないとドアは閉まらないし、幌にフレームが入っていないのでルーフも閉まらない。

取り付けは前後2か所をボルト留めするだけ。

だと思ったら、作業終了後にL字のステーが発見された。

形的にはどうやらAピラー側に補強的に挟み込んで固定すると思うんだけど、取り外したのが随分前で記憶にない。

ネットで検索してみたものの、いまいちよくわからない。

無かったことにはできないので、次回までに解決しておきます。

ドアは塗装する際にロックやドアハンドル、ガラス、レギュレーターなどの付属品は全て取り外しているので、これらを取り付けていく。錆や汚れがひどいので、クリーニングして軽くグリスアップしておく。

ドアハンドルは裏側から2か所ナットで留めるだけ。ドアロックパーツを取り付け、ロッドをドアハンドルに繋いでおく。キーシリンダーは裏からクリップで留め、ここにもロッドを繋いでロック関係は接続完了。古いロッド式なので、隙間から針金を突っ込んでロック解除されてしまいそう。幌車だから意味ないか。

ウインドウのスライドレールを差し込み、ボルトで固定。ガラスの動きが重い時は、このレールが曲がっていることがあるので、装着時には注意しよう。

レギュレーターをドアの上に置いて、ネジで留める位置を確認。この時、レギュレーターは左右とも同じパーツだと思っていたのだが、よくみると1か所違っていた。それでも装着できてしまうのだけれど。

ドアガラスをスライドさせるガラスランを装着。新品に交換したかったんだけど、予算的に厳しいので再利用。サイドからはめ込むようにするとすんなり装着できる。シリコングリスを薄く塗りこんでから作業するとスムーズだ。

ドアガラスを斜めにして外側(写真では下側)から差し込み、ある程度中に入れた状態で真っ直ぐにしてガラスランにはめ込んで、下側をレギュレーターにネジで固定。

レギュレーターに固定しようと思ったら、どうやら左用と右用を間違えていたみたい。本来は爪部分が上を向いていて、ここにガラスを乗せるようにして固定するのが正解。やり直しだ。

左ドアも同様の作業を行なってドアが完成。右ドアのガラスは上げ下げが少し重いような気がするけど、レールを曲げてしまったか? 後で再確認しておこう。

『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画27-1「ドアを取り付けよう」

『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画27-2「ドアを取り付けよう」

『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画27-3「ドアを取り付けよう」

『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画27-4「ドアを取り付けよう」

『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画27-5「ドアを取り付けよう」

『ぽんこつジムニー』ハコ替え計画27-6「ドアを取り付けよう」

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