車検・メンテナンス[2014.11.07 UP]

タイヤの空気圧低下の原因とデメリット

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goo-net編集チーム

タイヤの空気圧の適正とは?

車は、タイヤインチやサイズが同じであっても、
車種やグレードなどにより適正な空気圧は違います。

車は、その重量やタイヤインチなどにより適正な空気圧がそれぞれ違うため、
カーメーカーが適正な空気圧を決めています。

その適正な空気圧は「指定空気圧」といい、運転席のドアをあけたところに、
「タイヤサイズ」と「空気圧」が表示してあります。

タイヤの空気圧は、最低でも月に1度は点検し、
常に適正な空気圧を維持するよう心がけることが重要です。

タイヤの空気圧の点検は、タイヤが冷めた状態でおこなうのが基本です。
タイヤが温まった状態だと、空気が熱で膨張するため空気圧が高くなり、
正確な空気圧を測ることはできないからです。

忘れがちなのがスペアタイヤの空気圧ですが、
万が一の場合に備え、同時にチェックしておくと安心です。

また、低扁平タイヤは空気圧の変化が見た目にわかりづらいため、
必ずエアゲージを使ってチェックしましょう。

タイヤの空気圧が低下する原因

タイヤの空気圧が低下する最大の原因は「自然空気漏れ」です。
つまり、何もしなくとも勝手に空気が抜けていく現象です。

“ゴムは水漏れもしないのに、空気が漏れるなんてことがあるの?!”

と疑問に思う方も多いでしょうが、タイヤはゴムですが、
ゴムは空気を通すので自然と空気圧が下がってしまうのです。

空気のいっぱい入ったゴム風船が、何日か後にはシワシワにしぼんでしまうことを考えれば、
わかりやすいと思います。

空気圧は、タイヤに空気充填後の1ヵ月間がもっとも低下率が高いとされていますので、
安全を考えると、最低月1回の点検が安心といえるでしょう。

自然空気漏れ以外の原因

パンクでもないのに、自然漏れよりも早く空気圧が低下してしまう場合は、

・タイヤのバルブ部分
・バルブとホイールの取り付け部分
・ホイールとタイヤの設置部分

などです。

タイヤは、経年劣化により錆やゆがみ・ゴムの劣化などでエアが洩れやすくなります。
あまりにも空気圧が低下するようならば、タイヤショップなどに相談してみましょう。

タイヤの空気圧異常が起こすデメリット

空気圧不足

・偏摩耗(片減り)になるため、タイヤの寿命が短くなったり安定性が低下し運転しにくくなる
・発熱によりヒートセパレーションが起きやすい
・タイヤの張りがなくなり、パンクやバーストしやすくなる
・ハイドロプレーニング(水が溜まった路面で車が浮いてしまう)
・燃費が悪くなる(たわみが大きくなるため)

空気圧過多

・偏摩耗(センター摩耗)により、タイヤの寿命が短くなる
・乗り心地が悪くなる(バウンドする)
・トレッドが傷つきやすくなる

窒素ガスが自然空気漏れには有効

タイヤの空気圧が自然空気漏れによって低下するのは、空気がタイヤのゴムから抜けていくからですが、
空気に比べ、窒素ガスはゴムの透過率が低く空気が抜けにくくなります。

もともと空気の約78%は窒素ですが、タイヤに入れる空気を窒素100%に近づけることで、
空気圧が低下するのを防ぐことができるのです。

タイヤに窒素ガスを充填するのは、
新車を販売する際の乗用車のタイヤに対してよく行なわれていますが、
その他、安全性を追求する航空機のタイヤや走行性を重要とするレースカーのタイヤなどにも、
窒素ガスが充填されています。

ただし、窒素ガスが空気漏れに有効なのは「自然空気漏れ」に対してです。

タイヤのバルブやホイールとバルブの取り付け部・ホイールと、
タイヤの接地部分などから漏れが生じている場合は、
空気でも窒素ガスでも同様に空気圧は低下します。

また、窒素ガスをタイヤに充填しているといっても、永遠ではありません。
半年〜1年ほどで窒素ガスの効果も落ちてくるため、1度の重鎮で安心してはいけません。

窒素ガスを充填できる店舗

ガソリンスタンドやカーディーラーなど、
タイヤの空気圧を点検・補充してくれる店舗では、ほとんどが無料のサービスになっていますよね。

しかし、空気圧のサービスをおこなうすべての店舗が、窒素ガスをタイヤに充填できるわけではありません。
ほとんどのガソリンスタンドなどでは窒素ガスの設備を持っておらず、
窒素ガスの充填・補充サービスはおこなっていません。

空気を使う空気圧の補充サービスをおこなっているのみです。

窒素ガスの設備があるガソリンスタンドやタイヤショップ・ディーラー・カー用品店などでは、
有料で窒素の補充サービスをおこなっています。

大抵は、次のタイヤ交換まで補充は無料などのサービス内容のようですが、
“無条件で無料”ということは難しいようです。

窒素ガスの設備を持つ店舗は少なく、ドライブなどで遠出した際に、
空気圧が低下して緊急性がある場合、窒素タイヤに空気を補充しても何の問題もありません。

店舗の店員さんが躊躇しても、“問題ないです”と言って空気を補充してもらいましょう。

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