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更新日:2020.04.08 / 掲載日:2016.06.16

ジャガー、初のSUVモデル「F-PACE(Fペース)」を発売

Fペース

F-PACEは、ジャガー初の量産型SUV

ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、初のSUVモデルとなる新型「F-PACE(Fペース)」の発売を開始した。デリバリーは、7月下旬になる見通し。F-PACEは、ジャガー初の量産型SUV。コンセプトカー「C-X17」の市販モデルとして、2015年のフランクフルトショーでワールドプレミアとなった。日本国内では、2016年1月末から予約の受け付けが行われていたが、今回で正式な発表となった。

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インテリアは、5人の乗員が快適に乗車できる広さを確保

インテリアは、5人の乗員が快適に乗車できる広さを確保。ダッシュボードやセンターコンソールには、始動とともにせり上がるダイヤル式のシフトセレクターのほか、ジャガーのスポーツセダン「XE」を彷彿させるデザインを取り入れている。カーナビゲーションの案内表示が可能なフル液晶タイプのメーターパネルや、10.2インチ静電式タッチスクリーンを用いたインフォテインメントシステム「InControl Touch Pro」なども装備する。

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ジャガーのスポーツセダン「XE」を彷彿させるデザインを取り入れている

エクステリアは、ジャガーのピュアスポーツカー「Fタイプ」に習ったデザインを採用。ひと目でジャガーとわかるような迫力のあるフロントフェースをデザインしている。日本仕様車のボディサイズは、全モデル同じで、全長4740mm、全幅1935mm、全高1665mm。ホイールベースは2875mmとなる。荷室の容量は、標準状態で508リッターを実現。後席の背もたれは、40:20:40の分割可倒式。アレンジにより、さまざまな大きさや形状の荷物に対応できる。ボディの80%にアルミニウムを使用した軽量モノコック車体構造を採用し、車重はディーゼル車で1920kg、ガソリン車で1980kgに抑えられている。また、前後の重量バランスは、ほぼ50:50になる。

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トランスミッションは、すべて8段ATを採用

日本仕様車のエンジンは、大きく分けて、2リッター直4ディーゼルターボとスーパーチャージャー付きの3リッターV6ガソリンの2種類となる。ディーゼルターボは「インジニウム」と呼ばれる最新鋭のパワーユニットで、最高出力180ps、最大トルク43.8kgmを発生する。V6ガソリンエンジンは、最高出力340psと最大トルク45.9kgmを発生するタイプと、最高出力380psと最大トルク46.9kgmを発生するハイパワータイプの2タイプを用意している。

トランスミッションは、すべて8段ATを採用。駆動方式は全車トルクオンデマンド式の4WDとなる。JC08モードの燃費値は、ディーゼルターボが15.8km/l、V6ガソリンが10.1km/lとなっている。走行性能を高める先進技術はいくつか採用している。例えば、セリングポイントで、コーナリング時のアンダーステアの発生を抑制する「トルクベクタリング・バイ・ブレーキング」や、トルクオンデマンド型の4WDシステムを補完し、オーバーステアやアンダーステアの発生時に車両を安定させる「インテリジェント・ドライブライン・ダイナミクス」を装備する。歩行者検知機能を備える自動緊急ブレーキシステム「AEB」のほか、車線逸脱警告機能など、安全装備の充実が図られている。

メーカー希望小売価格は、639万円(税込)~1108万9000円(税込)

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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