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更新日:2018.11.03 / 掲載日:2016.04.25
BMW、「4シリーズ」のパワートレインをリニューアル
仕様変更が実施された「4シリーズ クーペ」
ビー・エム・ダブリューは、4シリーズの「4シリーズ クーペ」、「4シリーズ カブリオレ」、「4シリーズ グラン クーペ」の仕様を変更して発売した。今回の仕様変更は、パワートレーンをリニューアルしたほか、先進安全装備「レーン・チェンジ・ウォーニング」を全モデルに標準装備としたなどが特徴。
進安全装備「レーン・チェンジ・ウォーニング」を全モデルに標準装備とした
新しく採用されたパワートレインは、モジュール構造を採用した新世代エンジンとなる。1気筒あたりの排気量を500ccに設定し、直列に配置したシリンダーの数で総排気量を変更した。全エンジンに、力強いパワーと優れたアクセルレスポンス、高い環境性能を実現する「BMWツインパワー・ターボ・テクノロジー」が組み合わされる。用途ごとに出力範囲を幅広く変更できるフレキシブルなパワートレーンに仕上げられている。排気量は、2.0リッターと3.0リッターの2種類を用意。2.0リッターでは2種類の出力特性を用意して、最高出力135kW(184ps)、最大トルク270Nmと、最高出力185kW(252ps)、最大トルクは350Nmを発生する。
440i Cabriolet M Sport
一部仕様を変更した「4シリーズ カブリオレ」
出力が抑えられた420i クーペと420i グラン クーペは、JC08モード燃費が16.0km/lを記録し、平成27年度燃費基準+20%を達成。これにより、自動車取得税が40%減税、自動車重量税が25%減税になる。また、翌年度の自動車税が50%減税になる。新たに440i系モデルに搭載される3.0リッターエンジンは、従来の435i系モデルから最高出力を20ps、最大トルクを50Nmをアップ。最高出力240kW(326ps)、最大トルク450Nmを発生する。JC08モード燃費は、最大で約10%向上し、CO2排出量も削減されており、優れた環境性能を実現している。
440i Gran Coupe Luxury
一部仕様を変更した「4シリーズ グラン クーペ」
新採用された先進安全装備の「レーン・チェンジ・ウォーニング」は、ドライバーの死角になる自車の左右後方をチェックして、死角を走行する車両や急接近する追い越し車両の存在をドアミラー車内側に設置したランプで警告するシステム。従来から備えている歩行者検知機能付きの「衝突回避・被害軽減ブレーキ」、車線逸脱の危険性をドライバーに警告する「レーン・ディパーチャー・ウォーニング」、前方の車両との車間距離を維持しながら走行スピードを自動制御する「アクティブ・クルーズ・コントロール」などを採用する。
メーカー希望小売価格は、4シリーズ クーペが523万円(税込)~809万円(税込)、4シリーズ カブリオレが883万円(税込)~901万円(税込)、4シリーズ グラン クーペが528万円(税込)~815万円(税込)